日本の家電製品メーカーといえば最初にPanasonicを想像する方が多いのではないでしょうか。
Panasonic製品というだけで安心感があり、ブランド力で勝るメーカーは中々ないでしょう。
そんなPanasonicの空気清浄機は、お肌に潤いを与えてくれる「ナノイー」が人気でもちろん空気清浄機にも技術が搭載されています。
今回は2022年モデルのPanasonic空気清浄機を選ぶに辺り、どのような選び方をすればいいのか、どのような機能があるのかをまとめていますので参考にしてください。
目次
- Panasonic空気清浄機の2022年モデル
- Panasonic空気清浄機の選び方
-
Panasonic空気清浄機の2022年モデル
パナソニック空気清浄機の2022年モデルは「ナノイーX」がさらにパワーアップしました。
基本的な仕様は2021年モデルと大きく変わりませんが、ナノイーXが進化したことにより花粉を抑制する時間が短縮されたり、PM2.5やニオイへの抑制にも効果が期待できます。
ちなみにナノイーXの濃度は9.6兆→48兆まで増加してぃすので、シンプルに5倍の量になっていますので、驚きの進化だと言えるでしょう。
本体デザインもシンプルで木目調のカラーは今年も発売していますのでモダンな家電製品を好む方にはオススメできる空気清浄機となることでしょう。
▫加湿空気清浄機
▫空気清浄機
▫空間除菌脱臭機
F-MV4300(~18畳)
F-MV2300(~12畳)
F-MV1300(~9畳)
-
Panasonic空気清浄機の選び方
空気清浄機としての基本項目
空気清浄機にはPanasonicに限らず各メーカーで共通した基本的な項目があります。
まずは下記のような項目を確認し、どのような空気清浄機があなたが利用する環境に適しているのかチェックするようにしてみましょう。
チェック項目
- 空気清浄適用畳数
- フィルター
- 吸気方式
- センサー
- 設置面積
一般的な考え方をお伝えすると、「適用畳数」が広くなるにつれて空気清浄機の性能はランクが上がっていきます。
また性能が上がるに連れて、本体サイズや質量、運転音、電気代も大きくなりますのでデメリットになるポイントも必ずチェックするようにしましょう。
※運転モードが選べるので「運転音と電気代」に関しては利用シーンに合わせたモードで確認しましょう。
ナノイー
ナノイーという名前を聞いた事ある方多いのではないかと思いますが、Panasonic独自のイオン生成技術となります。
ナノサイズの水のカプセル内に、菌やウイルスを抑制する効果を持つ「OHラジカル」を大量に生成し空気中へと放出させる仕組みとなっており、このOHラジカルが包まれたナノサイズの水を「ナノイー」と呼んでいます。
ナノイーにはOHラジカルの濃度により名称が変わり、現在4種類のランクに分けられています。
- ナノイー
- ナノイーX
- 高濃度なナノイーX
- ナノイーX 48兆
ナノイー
4,800億個/秒
コロナ放電
搭載モデル
ナノイーX 4.8兆(旧名:ナノイーX)
4兆8000億個/秒
マルチリーダー放電
搭載モデル
ナノイーX 9.6兆(旧名:高濃度なナノイーX)
9兆6,000億個/秒
マルチリーダー放電
搭載モデル
ナノイーX 48兆
48兆個/秒
ラウンドリーダ放電
搭載モデル
フィルター
空気清浄機のフィルターは大きく3種類に分類する事ができるのですが、それぞれのフィルターに役割が存在します。
- 集塵フィルター
- 脱臭フィルター
- プレフィルター
フィルターには上記3つに分類ができ、Panasonicの空気清浄機はモデルによって搭載されるフィルターの種類も変わってきます。
HEPAフィルター
0.3µmの微小な粒子を99.97%以上集じんするとされている高性能フィルターです。
数値で分かりやすく例えると、0.3µmの微小な粒子を10,000個吸い込みたったの3個しか通さない驚きのフィルターとなっています。
10年間交換不要な作りになっていますので、フィルターを変える時期が来たらそもそも本体自体を買い換える可能性が高そうですね。
搭載モデル
清潔HEPAフィルター
基本的にはHEPAフィルターと同じなのですが、カバー材に「SEKマーク」取得の素材を採用しているため、スギなどの花粉、ダニのフンや死がい、カビ菌などを抑制するとされています。
結果として清潔な状態でフィルターを維持しやすくなりますので、「清潔HEPAフィルター」と名称が変更されています。
搭載モデル
スーパーナノテク脱臭フィルター
活性炭の特性を活かし、ナノレベルの超微細な穴でニオイの元を吸着してくれます。粒状にしてそのままフィルター枠に貼り付ける設計となっています。
メーカーでは10年間交換不要とされていますが、活性炭はニオイを吸着できる上限が決まっていますので空気清浄機を使用する環境によっては早めの交換も視野に入れておきましょう。
搭載モデル
HEPA集じん・脱臭一体型フィルター
集塵フィルターと脱臭フィルターを一体化したフィルターになりますので、お手入れの際は手間が1つ減りますので楽ちんです。
フィルターの交換目安期間が10年間ではなく5年間になっていますのでこの点には気をつけましょう。
集塵フィルターにはHEPAフィルターが採用されていますので、0.3µmの微小な粒子を99.97%以上集じんする基準は満たしています。
搭載モデル
センサー
空気清浄機は空間の、空気を吸い込んでお部屋を清浄するだけでなく、センサーを搭載する事によりお部屋の状況に合わせた運転が出来るようになります。
センサーの数は上位モデルになるほど増えますが、Panasonicの「空気清浄機」には全シリーズにハウスダストセンサーのは必ず搭載されていますので、その他のセンサー機能
- 高感度ハウスダストセンサー
- PM2.5解析プログラム
- 湿度センサー
- 照度センサー
- ニオイセンサー
- ひとセンサー
上記センサーの必要性に注目しながら機能を確認すると空気清浄機選びがしやすくなるでしょう。
ハウスダストセンサー
搭載モデル
高感度ハウスダストセンサー
けむりやアレル物質など、最小約0.3μmの微細な粒子までしっかり検知するセンサーです。
検知できる大きさはモデルによって異なります。
最小約0.3μm
最小約0.5μm
PM2.5解析プログラム
センサー機能ではありませんが、センサーで検知した情報をもとにハウスダストなどより小さい2.5㎛以下の微小粒子状物質の量を見極めることが可能なプログラム処理能力で、本体正面のPM2.5表記サインでお知らせ。
濃度が高い時は自動で風量・気流を切り換えて吸引してくれます。
※気流の切り替えはF-VXU90・F-VXU70・F-VXU55のみ
搭載モデル
湿度センサー
湿度を自動で整えることができる『自動運転』を搭載。湿度は『高め』『標準』『控えめ』の3段階で設定が可能。
冬など特に乾燥が気になるときは『高め』にするなど、湿度を自動でコントロールして快適に過ごすことができます。
搭載モデル
3段階設定あり
段階設定なし
照度センサー
お部屋が暗くなると、風量と表示ランプの明るさや運転音をセーブした「おやすみ自動運転」に切り替わります。就寝時などに便利です。
搭載モデル
ニオイセンサー
お部屋に充満するさまざまな生活臭をセンサーが見つけ、ニオイを取り除きます。 調理時の料理臭や生ゴミ臭、体臭にもセンサーが反応して空気清浄を行います。
引用元:Panasonic公式
搭載モデル
ひとセンサー
上部に配置したセンサーが、人の動きを検知してホコリの舞い上がりを予測。ハウスダストが広がる前に、集じんをスタートします。
搭載モデル
気流制御
空気清浄機は気流の風量と気流の吸引力が非常に重要となるのですが、購入するモデルによって風量は異なります。
Panasonicの空気清浄機は独自の気流コントロールと、本体の下部30cmの範囲から強力に空気を吸い込む設計が特徴的で
花粉やハウスダストは粒子の中でも重さがあり、地面に付着してしまった物質に関しては空気清浄機でも集塵するのは至難の業となります。
この難題に対応できるような気流制御を行っているのがPanasonicの魅力でもありますので、このことを認識した上で機能を確認してみてください。
ハウスダストキャッチャー(ルーバーなし)
搭載モデル
ツインルーバー搭載メガキャッチャー
搭載モデル
3Dフローツインルーバー搭載メガキャッチャー
新しくなった「3Dフロールーバー」が搭載されたことにより気流の向きが3方向へ吹き出すだけでなく立体的な気流を可能にしています。
搭載モデル
3Dフロー花粉撃退気流
お部屋のすみずみまで効率よく循環し、花粉集じん量が従来の1.5倍に進化しました。
※2019年モデルとの比較
吸引口を床上30㎝に設計していることにより、ハウスダストの中でも、花粉は大きな粒子になりますが3Dフロー気流と組み合わせることでしっかり吸いこむ事が可能です。
搭載モデル
ハウスダスト気流
花粉撃退気流と同様に前方に長く気流を放出し、床下面から重たいハウスダストを強力に吸引します。
搭載モデル
PM2.5気流
室内全体にただよう極小粒子の汚れを確実に吸引する気流です。
上方向にスイングさせながら気流を発生させることで天井面に溜まりやすいPM2.5を効率的に吸引できるとされています。
搭載モデル
ニオイ・けむり気流
室内全体や上方にただよう小さな汚れを逃さず吸引する気流です。
PM2.5気流と似たような気流ですが、スイングを行わずに上方向へと気流を放出します。
搭載モデル
スマホ連携
お部屋の空気状態をスマホからカンタンに把握できるだけでなく、スマホから空気清浄機を遠隔で操作が出来たり、お手入れ時期の目安を知らせてくれたりと機器本体に近づかなくてもスマホ1つで様々な事ができるようになります。
専用アプリの「ミルエア」をインストールすることで利用開始ができます。
ミルエア
ミルエアアプリをインストールすることでスマートフォンの画面から以下のような事ができるようになります。
- 空気の状態を見える化
- 空気清浄機を遠隔操作
- 理想の空気環境を作れる
- お手入れに関する情報を通知してくれる
- Panasonic製エアコンと連動ができる
このように様々な項目を挙げることが出来ます。
ミルエアでは出来る事が多いので具体的な参考例を記載しますと
テレワーク中や就寝時などにその場から動きたくない、動けない時にスマートフォンから遠隔操作で運転音を小さくしたり、加湿量を多くしたりできるのは非常に便利です。
また花粉症持ちの方やハウスダストアレルギーの方に関しては、お部屋の空気状態をスマホから目で見る事ができ「きれい」、「汚れている」だけではなく、「花粉、ハウスダスト、PM2.5、におい」を検知して表示してくれますので体調管理にも活用する事ができるでしょう。
搭載モデル
Panasonic2022年モデルの比較表
空気清浄機2022年モデルの性能を比較表としてまとめていますので参考にしてください。
型番 |
F-VXU90 |
F-VXU70 |
F-VXU55 |
F-VXU40 |
F-PXU60 |
カラー |
木目調 ホワイト |
木目調 ホワイト ブラック |
ホワイト ブラック |
ホワイト |
ホワイト |
畳数 |
空気清浄:40畳(66㎡) |
空気清浄:31畳(51㎡) |
空気清浄:25畳(41㎡) |
空気清浄:18畳(30㎡) |
空気清浄:27畳(45㎡) |
外形寸法 (高さ×幅×奥行) |
640X398X287mm |
640X398X257mm |
560X360X230mm |
590X330X250mm |
550X340X208mm |
質量 |
11.4kg |
10.0g |
8.3g |
7.2g |
5.9g |
8畳の清浄時間 |
7分 |
9分 |
11分 |
15分 |
11分 |
風量 |
強 8.7㎥/分 中 3.1㎥/分 静音 1.1㎥/分 |
強 6.7㎥/分 中 2.7㎥/分 静音 1.0㎥/分 |
強 5.4㎥/分 中 1,9㎥/分 静音 0.9㎥/分 |
強 4.0㎥/分 弱 1,1㎥/分 |
強 6.0㎥/分 中 2.7㎥/分 静音 0.9㎥/分 |
運転音 |
強 55dB 中 33dB 静音 18dB |
強 54dB 中 33dB 静音 15dB |
強 53dB 中 29dB 静音 18dB |
強 49dB 弱 23dB |
強 52dB 中 35dB 静音 18dB |
消費電力 |
強 88W 中 11W 静音 5.5W |
強 57W 中 8.5W 静音 4.2W |
強 53W 中 8.0W 静音 5.0W |
強 52W 弱 5.5W |
強 45W 中 10W 静音 5.0W |
集塵方式 |
機械式(静電HEPA) |
機械式(静電HEPA) |
機械式(静電HEPA) |
機械式(静電HEPA) |
機械式(静電HEPA) |
交換期間 |
約10年 |
約10年 |
約10年 |
約5年 |
約10年 |
プレフィルター |
あり |
あり |
本体内 |
本体内 |
本体内 |
脱臭フィルター |
スーパーナノテク脱臭 |
スーパーナノテク脱臭 |
スーパーナノテク脱臭 |
集じん・脱臭一体型 |
スーパーナノテク脱臭 |
交換期間 |
約10年 |
約10年 |
約10年 |
約5年 |
約10年 |
タンク容量 |
約4.0L |
約3.2L |
約2.3L |
約1.6L |
約2.3L |
連続運転時間 |
約4.6時間 |
約4.6時間 |
約4.6時間 |
約4.6時間 |
約4.6時間 |
加湿フィルター |
フュージョンフィルター |
フュージョンフィルター |
フュージョンフィルター |
フュージョンフィルター |
‐ |
交換期間 |
約10年 |
約10年 |
約10年 |
約10年 |
‐ |
防カビユニット |
あり |
あり |
あり |
あり |
‐ |
イオン除菌 |
あり |
あり |
あり |
あり |
‐ |
除菌 |
空中 ナノイーX 48兆 本体 清潔HEPAフィルター 抗アレルゲン 清潔HEPAフィルター |
空中 ナノイーX 9.6兆 本体 清潔HEPAフィルター 抗アレルゲン 清潔HEPAフィルター |
空中 ナノイー 本体 バイオ除菌 抗アレルゲン スーパーアレルバスター |
空中 ナノイー
|
空中 ナノイー 本体 清潔HEPAフィルター 抗アレルゲン 清潔HEPAフィルター |
センサー |
ハウスダスト(粒径検知) ニオイ 湿度(高精度) 温度(ミルエアアプリ表示) ひと 照度 |
ハウスダスト(粒径検知) ニオイ 湿度 照度 |
ハウスダスト(粒径検知) 湿度 照度 |
ハウスダスト(粒径検知) 湿度 照度 |
ハウスダスト |
気流制御 |
ひとセンサー 3Dフローツインルーバー搭載メガキャッチャー 花粉撃退気流 PM2.5気流 ニオイ・けむり気流 ハウスダスト気流 おそうじ気流(ミルエアアプリ表示) |
3Dフローツインルーバー搭載メガキャッチャー 花粉撃退気流 PM2.5気流 ニオイ・けむり気流 ハウスダスト気流 |
ツインルーバー搭載メガキャッチャー おそうじ気流 PM2.5気流 ニオイ・けむり気流 ハウスダスト(花粉撃退)気流 |
ハウスダストキャッチャー (ルーバーなし) |
ハウスダストキャッチャー (ルーバーなし) |
クリーンサイン |
あり(青2、赤3) |
あり(青2、赤3) |
あり(青2、赤3) |
あり(青1、赤3) |
あり(青1、赤1) |
汚れ識別 |
PM2.5、花粉、ハウスダスト、ニオイ |
PM2.5、花粉、ハウスダスト、ニオイ |
PM2.5 |
PM2.5 |
‐ |
湿度表示 |
1%表示 |
10%表示 |
10%表示 |
3段階(低温・適温・高温) |
‐ |
給水・点検 |
あり |
あり |
あり |
あり |
‐ |
その他 |
シームレスドライブ インバーター シロッコファン キャスター IoT機能 |
シームレスドライブ インバーター シロッコファン キャスター |
シームレスドライブ インバーター シロッコファン |
シームレスドライブ インバーター シロッコファン |
シームレスドライブ インバーター シロッコファン |
各モデルの選ぶ理由や根拠を解説
Panasonicの空気清浄機は他社メーカーと同様に性能毎に数種類のモデルが販売されております。
空気清浄の適用畳数や加湿機能だけではなく付加機能や本体サイズを考慮し、どのモデルを購入するべきなのか選ぶ理由や根拠を各シリーズ解説していきます。
F-VXU90
本体サイズはF-VXU70と比較して
H640XW398XD287mm(F-VXU90)
H640XW398XD257mm(F-VXU70)
本体サイズはほとんど変わらず、奥行が約3cmだけ大きくなります。
本体価格の差は
約80,000円(F-VXU90)
約70,000円(MCZ70Y)
このように1万円の金額差があります。
F-VXU70
本体サイズはF-VXU55と比較して
H640×W398×D257mm(F-VXU70)
H560×W360×D230mm(F-VXU55)
高さが8cm、横幅が約4cm、奥行が約3cm大きくなりますので設置スペースの確認は必要になるでしょう。
本体価格の差は
約70,000円(MCZ70Y)
約55,000円(F-VXU55)
このように1万5千円の金額差があります。
F-VXU55
本体サイズはF-VXU40と比較して
H560×W360×D230mm(F-VXU55)
H590×W330×D250mm(F-VXU40)
高さが3cm、奥行が2cmほどコンパクトになりますが、横幅が3cm大きくなります。
本体価格の差は
約55,000円(F-VXU55)
約35,000円(F-VXU40)
このように2万円の金額差があります。
F-VXU40
本体サイズはF-PXU60と比較して
H590×W330×D250mm(F-VXU40)
H550×W340×D208mm(F-PXU60)
高さが4cm、奥行が約4cm大きくなりますので設置スペースの確認は行うようにしましょう。
本体価格の差は
約35,000円(F-VXU40)
約35000円(F-PXU60)
このように金額差は同価格帯となっています。
F-PXU60
本体サイズは
H550×W340×D208mm(F-PXU60)
本体価格の差は
約35000円(F-PXU60)
このような金額設定となっています。
旧モデルの全シリーズ比較
2022年の最新モデルをチェックしたところで、そもそも旧モデルと何が変わったの?と知りたくなっていませんか?
2022年のPanasonic空気清浄機は「ナノイーX」の向上が1番大きなポイントかと思いますが、下記のリンクにて過去のモデルをスペック表で比較していますので参考にしてみるといいでしょう。
他社メーカーの2022年空気清浄機
空気清浄機を提供している家電製品メーカーは数多く存在しており、メーカー事にオススメポイントや特徴が異なります。
日本メーカーでは「SHARP」、「DAIKIN」、「Panasonic」が有名で、フィルターを長期間交換しなくていい利点があったり、イオン技術を積極的に採用している所が特徴になります。
海外メーカーでは「ダイソン」、「BLUE AIR」が有名で、パワフルな気流や目の細かいフィルターが特徴となっている為、集塵性能の高さには期待が持てます。しかし、フィルター交換は半年に1回や1年に1回といったように交換頻度が早いためランニングコストが高くなるのが特徴としてあげられます。
それでは、それぞれのメーカーを下記にてまとめていますので興味のある空気清浄機メーカーがあれば是非ともチェックしてみてください。
SHARP
SHARPの空気清浄機は日本でシェア率No.1を誇る知名度もあり、人気も高い大手メーカーとなります。
代名詞でもある「プラズマクラスター」を武器に集塵方法は、お部屋の空気を壁際からしっかり循環させ、本体背面から集塵する「背面吸気」が採用されています。
またSHARPの家電製品はいち早くIOT化を取り入れ、AIが運転状況に合わせて音声案内をしてくれるモデルがある事も魅力の1つとなります。
DAIKIN
空調機器と冷媒の両方を製造出来る世界で唯一のメーカーとしてサービス提供を行っているDAIKINですが、「空気で答えを出す会社」をモットーに事業展開を行っています。
空気清浄機に関しては、ストリーマ放電を利用した有害物質へのアプローチが好評でDAIKINのストリーマ技術は空気清浄機界に革新をもたらしています。
DAIKINの空気清浄機は設置スペースを取らないタワー型のモデルが多いため、パワフルな空気清浄機を設置したいけど置き場所がないという方にはオススメのメーカーとなります。
ダイソン
ダイソンの空気清浄機は本体のデザインが非常に特徴的で、何故あの構造で風が吹き出てくるのか不思議に感じた事がある製品となるのではないてしょうか。
選ばれるべき理由としてはデザイン性以外にも、集塵フィルターのレベルが高い事や、モデルによってヒーター機能が搭載されている点が挙げられます。
集塵フィルターに関しては、「0.1μmの微細粒子を99.95%除去」できてしまう日本の空気清浄機メーカーでは考えられない超ハイスペックフィルターが搭載されているのです。
デザイン性、フィルター性能を優先するならダイソン一択でしょう!
Electrolux
Electrolux(エレクトロラックス)は北欧スウェーデンに本社があり、100年以上の歴史がある家電製品メーカーとなります。
世界初の家庭用お掃除ロボットを発売したのもElectroluxと言われており、常に時代をリードする企業と言えるでしょう。
空気清浄機としては、北欧らしいファブリック調のデザインが特徴的で、360°から集塵できる高性能フィルターが人気のポイントとなっています。
BlueAir
BlueAir(ブルーエア)は1996年に創業し、25周年を迎えるスウェーデンの空気清浄機メーカーとなります。
BlueAir製の空気清浄は全てのモデルで「きれいな空気の供給率」を測る世界基準CADR(Clean Air Delivery Rate)で最高水準の評価を獲得するほどの高性能となっており、機器本体のデザインも北欧を代表するデザイン賞「エクセレント・スウェーデン・デザイン賞」を受賞するなど今となっては一般家庭だけでなく、病院や美術館、大使館など様々な企業から採用されている空気清浄機なのです。
Kirala Air
株式会社Kiralaの空気清浄機は2020年に設立された新規事業になりますが、オゾンの力を利用した他社にはない画期的な空気清浄機となります。
Kirala Airでは人体に影響がないとされるオゾン濃度の基準値0.1ppm以下に着目し、最大濃度を0.1ppm以下に設定することで人体への安全性も確保しながら、有害物質への効果も実証しています。
付着した菌やウイルスも除去したい!と考える方は普通の空気清浄機で実現する事は難しいので、Kirala Airの空気清浄機を検討してみることをオススメします。
カドー
カドーは、”美しい空気” と ”心地よい空気感” を創出するブランドと謳っており、その名の通りオシャレなデザイン性と優れた性能が特徴となっています。
カドーの空気清浄機は2012年にデビューし、日本メーカーとして初めてCADR最高値を獲得しています。
フィルターには光触媒技術を採用しており、菌やウイルスを分解して除去するため、捕集を行う機器内部も清潔に保ちやすい設計だと言えるでしょう。
空気清浄適用畳数は他社よりも狭めですが、10畳くらいのお部屋であれば文句なしのハイスペックとなりオシャレなデザイン性に心動かされること間違いなしです。