目次
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KI-PX75を選ぶオススメポイント
- プラズマクラスターNEXT搭載
- 加湿能力900mL/h
- 加湿集中ガイド
- プレフィルター自動掃除
- COCOROAIRの音声発話機能
KI-PX75はSHARPの空気清浄機2022年モデルでハイスペックモデルとなりますが、加湿能力に関しては日本の空気清浄機メーカーでも大容量となる900mL/hを実現可能としています。
この加湿能力はどれくらい凄いのかと言いますと、日本で加湿機シェアNo.1を誇るダイニチ工業の最上位モデル「LXシリーズ」が27畳用で960mL/h、33畳用で1,200mL/hとなっておりますので、加湿器界のハイスペックモデルに匹敵する能力だと言えます。
空間清浄機能に関しては「プラズマクラスターNEXT」という最上位のイオン発生機能が搭載されており、空気中に浮遊する有害物質へアプローチすることができます。
集塵の際、最初に役割を果たすプレフィルターにはホコリが溜まりやすく定期的なお手入れが必要になるのですが、プレフィルター自動お掃除機能が搭載されていますのでメンテナンス回数が減るだけでなく、集塵能力が低下することも防げるようになります。
引用元:SHARP公式
追加機能をチェック!
2021年版の旧モデル「KI-NX75」から追加された機能と、下位モデル「KI-PX70」から追加された機能をそれぞれ確認してみましょう。
合わせて参考となる本体価格も記載しておきますので、追加された機能と金額差の違いを把握することで悩むことなく空気清浄機を選択することができるようになります。
KI-PX75とKI-NX75の違いを比較
- 加湿能力880→900mL/h
- 本体サイズが小さくなり設置面積16%減
- プラズマクラスターNEXT
- 飛沫粒子モード
- モニター項目の追加
- 使い捨て加湿プレフィルター付属品
デザインの変更
新モデルのKI-PX75
幅395×奥行305×高さ650 (mm)
旧モデルのKI-NX75
幅400×奥行359×高さ693 (mm)
2022年モデルのKI-PX75は幅、奥行、高さが全てコンパクトになり前モデルから設置面積16%減を実現しています。
プラズマクラスターNEXT
イオン濃度50,000個/cm³
プラズマクラスターNEXTになる事で期待が出来る効果
- ニオイの元となる付着ニオイ原因菌を除菌
- 付着したペットの皮膚特有の菌の作用を抑える
- 付着した排せつ物臭を消臭
このような効果が「プラズマクラスター25000」から「プラズマクラスターNEXT」にグレードアップすることで期待ができるようになります。
飛沫粒子モード
お部屋の天井面にはウイルス等の飛沫粒子が淀みやすいことが判明し、天井面の飛沫粒子にフォーカスした循環気流制御を可能にしました。
15分後の飛沫粒子捕集数は従来気流よりも約2倍キャッチできることがシュミレーションにより確認できています。
モニター項目の追加
微小粒子/ハウスダスト/ニオイモニターが搭載され、お部屋の空気状態が分かりやすくなりました。
引用元:SHARP公式
KI-PX75とKI-PX70の違いを比較
- 加湿能力750→900mL/h
- プレフィルター自動掃除
- 加湿集中ガイド
- 音声発話
- 使い捨て加湿プレフィルター付属品
プレフィルター自動掃除
機器の外側に配置されるプレフィルターをは大きなホコリやチリが溜まりやすいので、定期的に手入れが必要になります。
KI-PX75はプレフィルターを定期的に自動でお掃除してくれる機能が搭載されていますので、お手入れが楽なだけではなくプレフィルターが目詰まりしにくくなり、集じん性能も持続するようになります。
加湿集中ガイド
加湿集中ガイドは弁のようなパーツを機器が自動操作することで、風路を切り換え加湿フィルターに風を集中的に集める機能です。
前モデルよりも加湿量が約17%アップするだけでなく、運転音の低騒音化にも繋がっています。
音声発話
機器本体が音声によってガイドを行ってくれます。
本体価格は高い?安い?
2022年3月1日情報
参考:ビックカメラ.com
KI-PX75
91,780円
KI-NX75
54,780円
KI-PX70
65,780円
旧モデルKI-NX75との金額差は約3万5千円となっていますが、追加された機能を考慮すれば最新モデルを選んでも損しないくらいの性能が搭載されています。
下位モデルのKI-PX70と金額差を比較すると約2万5千円となっており、空気清浄適用畳数に関しては3畳しか変わりませんので、「プレフィルター自動お掃除」に対して2万円追加するのかを基準に検討していみるといいでしょう。
スペック表
型番 |
KI-PX75 |
発売日 |
2022年1月 |
カラー |
ホワイト ブラウン |
浄化方式 |
プラズマクラスターNEXT 空中浄化&フィルター浄化 |
プラズマクラスター 適用床面積 |
約18畳(約30m²) |
加湿方式 |
気化方式 |
加湿能力 |
最大 900mL/h |
水タンク容量 |
約3.2L |
外形寸法(mm) |
幅395×奥行305×高さ650 |
質量 |
13kg |
フィルター |
静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
独自気流 |
スピード循環気流 |
センサー |
ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 |
モニター |
微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ PM2.5濃度デジタル表示(目安) きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代 |
8畳の清浄時間 |
9分 |
空気清浄適用床面積 |
~34畳(56m²) |
風量 |
強 7.5㎥/分 中 5.1㎥/分 静音 1.5㎥/分 |
消費電力 |
強 80W 中 39W 静音 6.6W |
運転音 |
強 52dB 中 47dB 静音 20dB |
加湿適用床面積 |
プレハブ洋室 ~25畳(41m²) 木造和室 ~15畳(25m²) |
加湿量 |
強 900mL/h 中 760mL/h 静音 260mL/h |
お手入れ方法
給水タンク(右下)
加湿フィルター(右下内部)
プラズマクラスターユニット(左上)
プラズマクラスターユニット本体
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よく比較される他社メーカーモデル
SHARPでの空気清浄機比較だけではなく、他者のメーカーでも購入を検討する場合どのモデルと比較すればいいのか難しいですよね。
各メーカーKI-PX75とよく比較されるモデルを紹介しますので、金額差や比較ポイントを確認してみましょう。
比較ポイントとして
- 本体価格
- 空気清浄適用畳数
- 最大風量
- 加湿量
- センサー
- 本体サイズ
を記載しておきますので参考にしてください。
DAIKIN(MCK70Y)
本体価格
MCK70Y 66,440円(参考:ビックカメラ)
KI-PX75 91,780円(参考:ビックカメラ)
空気清浄適用畳数
MCK70Y(~31畳)/8畳の目安9分
KI-PX75 (~34畳)/8畳の目安9分
最大風量
MCK70Y 7.0㎥/分
KI-PX75 7.5㎥/分
加湿量
MCK70Y 700mL/h
KI-PX75 900mL/h
センサー
MCK70Y ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度
KI-PX75 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度
本体サイズ
MCK70Y 幅315×奥行315×高さ760(mm)
KI-PX75 幅395×奥行305×高さ650 (mm)
MCK70YとKI-PX75の比較ポイント
SHARPのKI-PX75を選ぶポイントは本体価格が約2万5千円ほど高価になりますが、空気清浄機としてのパワーはKI-PX75の方が風量・加湿量共に高くなっています。
本体サイズがコンパクトな面や、金額の安さで選ぶなら
MCK70Yもオススメとなるでしょう
Panasonic(F-VXU70)
▫本体価格
F-VXU70 53,460円(参考:ビックカメラ)
KI-PX75 91,780円(参考:ビックカメラ)
▫空気清浄適用畳数
F-VXU70(~31畳)/8畳の目安9分
KI-PX75 (~34畳)/8畳の目安9分
▫最大風量
F-VXU70 6.7㎥/分
KI-PX75 7.5㎥/分
▫加湿量
F-VXU70 700mL/h
KI-PX75 900mL/h
▫センサー
F-VXU70 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度
KI-PX75 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度
▫本体サイズ
F-VXU70 幅398×奥行257×高さ640 (mm)
KI-PX75 幅395×奥行305×高さ650 (mm)
F-VXU70とKI-PX75の比較ポイント
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空気清浄機の選び方を確認しよう
ここまでSHARPの空気清浄機であるKI-PX75の詳細を確認してきましたが、メーカー毎に様々なモデルにグレードが分けられており、機能も多岐に渡りますので何を選べばいいのか空気清浄機選びは非常に難しくなっています。
基本的な仕組みや注目するべき項目を理解することで、あなたに適した空気清浄機を選ぶ事ができるようになりますので是非とも参考にしてください。