引用:Electrolux公式
Electrolux(エレクトロラックス)は北欧スウェーデンに本社があり、100年以上の歴史がある家電製品メーカーとなります。
日本ではエレクトロラックスの掃除機は知名度が高いため、メーカーの名前を聞いたことある方は多いのではないでしょうか。
世界初の家庭用お掃除ロボットを発売したのもElectroluxと言われており、常に時代をリードする企業と言えるのです。
空気清浄機としては、北欧らしいファブリック調のデザインが特徴的で、360°から集塵できる高性能フィルターが人気のポイントとなっています。
目次
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エレクトロラックス空気清浄機の2022年モデル
UV-C搭載モデル
エレクトロラックス空気清浄機の選び方
Electroluxの空気清浄機はファブリック調のデザインが特徴的になりますが、全てが同じデザインという訳ではありません。
2022年モデルは大きく2つに区別ができ
- 広い清浄面積に対応したファブリックモデル
- UV-Cライト搭載の小型モデル
に分けられます。
ファブリックモデルでは、デザイン性にこだわれるだけではなく大広間にも対応した適用畳数で最大58畳まで清浄する事が可能です。
UV-Cライト搭載モデルは非常に本体がコンパクトなので、小部屋でも置き場所に困りにくく、さらに機器内部もUVの効果により清潔に維持しやすいため気軽に購入が検討できる空気清浄機になることでしょう。
空気清浄機としての基本項目
空気清浄機にはエレクトロラックスに限らず各メーカーで共通した基本的な項目があります。
まずは下記のような項目を確認し、どのような空気清浄機があなたが利用する環境に適しているのかチェックするようにしてみましょう。
チェック項目
- 空気清浄適用畳数
- フィルター
- 吸気方式
- センサー
- 設置面積
一般的な考え方をお伝えすると、「適用畳数」が広くなるにつれて空気清浄機の性能はランクが上がっていきます。
また性能が上がるに連れて、本体サイズや質量、運転音、電気代も大きくなりますのでデメリットになるポイントも必ずチェックするようにしましょう。
※運転モードが選べるので「運転音と電気代」に関しては利用シーンに合わせたモードで確認しましょう。
気流制御機能
Electroluxの空気清浄機は筒状の設計が特徴的で360°全方向から吸引ができるモデルとなります。
気流は本体上部からスパイラル状の気流を発生させ、お部屋全体を効率よく清浄する仕組みとなっています。
フィルター機能
Electroluxの空気清浄機フィルターは360°から集塵できるのが特徴的です。
フィルターが交換時期(約2年)を迎えるとディスプレイにフィルター交換サインが表示されますので、ご自身で交換時期を覚えておく必要もなくベストタイミングでフィルター交換ができるでしょう。
HEPA13フィルター
- メッシュフィルター
- HEPAフィルター
- 抗菌層
- 活性炭フィルター
- イオナイザー
5層構造となったフィルターで、0.3µmの粒子も99.97%捕集可能となっています。
センサー機能
汚れやニオイ、温度湿度など様々な情報を検知できるセンサーが搭載されることにより、空気の状態をディスプレイに表示できるようになったり、状況に合わせた空気清浄の運転を行うことか可能になります。
PMセンサー
PM1/2.5/10と3つの大きさを検知仕分けるセンサーです。
TVOCセンサー
TVOC(総揮発性有機化合物)を検知するセンサーです。
温度・湿度センサー
温度と湿度を検知するセンサーです。
照度センサー
お部屋の明るさを検知するセンサーです。
運転モード
ファンスピードを自動で調整したり、手動で調整ができるため空気の汚れに合わせて好きなように運転モードを設定することができます。
スマートモード
エアクオリティレベルに応じて自動的にファンの速度が設定されます。
電源をいれると最初は自動的にスマートモードになります。
マニュアルモード
スピードスライダーでファンスピードを手動変更するのとができます。
モードボタンを押すとマニュアルモードに切り替え可能です。
スリープモード
スリープモードでは低騒音で運転され、スリープモードサイン以外のサインがすべて消えるのでライトの明るさで睡眠を邪魔することがなくなります。
付加機能
空気清浄機には様々な付加機能が搭載されており、それぞれの機能を理解することで空気清浄機をより快適に利用することができますし、空気清浄機選びの重要なポイントともなるでしょう。
Electroluxの空気清浄機は専用アプリを入れることで利用ができる「イオイナイザー」という機能もあり、アプリをインストールしなければ使うことができませんので付加機能の理解は必要になるでしょう。
専用アプリ
Electrolux Wellbeingアプリをインストールすることにより、スマートフォンから室内外の空気状態を確認できるようになったり、お好みの運転に調節することが可能になります。
PureSenseシステム
室内の空気の状態をリアルタイムで計測してくれる機能。スマートモードに設定すれば自動的にお部屋の空気環境に対応してくれます。
AirSurroundシステム
スパイラル状の空気の流れを作り出してお部屋の空気を隅々まで循環させる機能です。
エアクオリティライト
お部屋の空気状態を本体上部のLEDライトで表示します。
▫ライト色/PM2.5(μg/㎥)/状態
- 青/0〜15/きれい
- 緑/16~35/普通
- オレンジ/36~75/少し汚れている
- 赤/75以上/汚れている
イオナイザー
専用アプリからのみイオン機能をON/OFF可能なのでアプリインストールが必須となります。手動では設定できませんのでご注意ください。
UV-Cライト
ウイルスを1分間で99.9%除菌するUV-Cライトが、フィルターに捕集したウイルスを除菌してくれる機能です。
エレクトロラックス2022年モデルの比較表
空気清浄機2022年モデルの性能を比較表としてまとめていますので参考にしてください。
型番 |
EP71-76 |
EP71-56 |
FA31-203 |
発売日 |
2022年1月 |
2022年1月 |
2022年1月 |
カラー |
グレー |
グレー ウォルナットベージュ |
ノルディックグリーン |
空気清浄適用畳数 |
~58畳 |
~43畳 |
~15畳 |
8畳の清浄目安 |
約5分 |
約7分 |
約18分 |
外形寸法 (H×W×D) |
750×315×315mm |
590×315×315mm |
380×240×240mm |
質量 |
8.9kg |
7.9kg |
2.8kg |
風量 |
1.1~11.5㎥/分 |
0.9~8㎥/分 |
0.75~3.02㎥/分 |
運転音(最小/最大) |
18dB/54.4dB |
17dB/51.4dB |
27dB/49.9dB |
フィルター |
HEPA13フィルター |
HEPA13フィルター |
不明 |
センサー |
温度センサー 湿度センサー PM10センサー PM2.5センサー PM1センサー TVOCセンサー |
温度センサー 湿度センサー PM10センサー PM2.5センサー PM1センサー TVOCセンサー |
不明 |
運転モード |
スマートモード マニュアルモード |
スマートモード マニュアルモード |
自動モード マニュアルモード スリープモード |
加湿機能 |
- |
- |
- |
その他機能 |
スマホ接続 イオナイザー PureSenseシステム AirSurroundシステム エアクオリティライト チャイルドロック キャスター ウッドレッグ |
スマホ接続 イオナイザー PureSenseシステム AirSurroundシステム エアクオリティライト チャイルドロック キャスター ウッドレッグ |
エアクオリティサイン フィルターお掃除サイン UV-Cライト
|
各モデルの選ぶ理由や根拠を解説
エレクトロラックスの空気清浄機は他社メーカーと同様に性能毎に数種類のモデルが販売されております。
空気清浄の適用畳数や加湿機能だけではなく付加機能や本体サイズを考慮し、どのモデルを購入するべきなのか選ぶ理由や根拠を各シリーズ解説していきます。
EP71-76
EP71-56
FA31-203
旧モデルの全シリーズ比較
2022年の最新モデルをチェックしたところで、そもそも旧モデルと何が変わったの?と知りたくなっていませんか?
過去のモデルをスペック表で比較していますので参考にしてみるといいでしょう。
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他社メーカーの2022年空気清浄機
空気清浄機を提供している家電製品メーカーは数多く存在しており、メーカー事にオススメポイントや特徴が異なります。
日本メーカーでは「SHARP」、「DAIKIN」、「Panasonic」が有名で、フィルターを長期間交換しなくていい利点があったり、イオン技術を積極的に採用している所が特徴になります。
海外メーカーでは「ダイソン」、「BLUE AIR」が有名で、パワフルな気流や目の細かいフィルターが特徴となっている為、集塵性能の高さには期待が持てます。しかし、フィルター交換は半年に1回や1年に1回といったように交換頻度が早いためランニングコストが高くなるのが特徴としてあげられます。
それでは、それぞれのメーカーを下記にてまとめていますので興味のある空気清浄機メーカーがあれば是非ともチェックしてみてください。
SHARP
SHARPの空気清浄機は日本でシェア率No.1を誇る知名度もあり、人気も高い大手メーカーとなります。
代名詞でもある「プラズマクラスター」を武器に集塵方法は、お部屋の空気を壁際からしっかり循環させ、本体背面から集塵する「背面吸気」が採用されています。
またSHARPの家電製品はいち早くIOT化を取り入れ、AIが運転状況に合わせて音声案内をしてくれるモデルがある事も魅力の1つとなります。
DAIKIN
空調機器と冷媒の両方を製造出来る世界で唯一のメーカーとしてサービス提供を行っているDAIKINですが、「空気で答えを出す会社」をモットーに事業展開を行っています。
空気清浄機に関しては、ストリーマ放電を利用した有害物質へのアプローチが好評でDAIKINのストリーマ技術は空気清浄機界に革新をもたらしています。
DAIKINの空気清浄機は設置スペースを取らないタワー型のモデルが多いため、パワフルな空気清浄機を設置したいけど置き場所がないという方にはオススメのメーカーとなります。
Panasonic
言わずと知れた家電製品の超大手メーカーPanasonicですが、空気清浄機でもメーカーブランドの安心感から迷わず購入される方は非常に多いです。
菌やウイルスを抑制してくれるだけでなく、お肌に潤いも与えてくれる「ナノイー」はPanasonicの技術で有名ですが、空気清浄機にももちろん採用されています。
他社にはない木目調のモダンなデザインがあることも選ばれる理由となっているようです。
ダイソン
ダイソンの空気清浄機は本体のデザインが非常に特徴的で、何故あの構造で風が吹き出てくるのか不思議に感じた事がある製品となるのではないてしょうか。
選ばれるべき理由としてはデザイン性以外にも、集塵フィルターのレベルが高い事や、モデルによってヒーター機能が搭載されている点が挙げられます。
集塵フィルターに関しては、「0.1μmの微細粒子を99.95%除去」できてしまう日本の空気清浄機メーカーでは考えられない超ハイスペックフィルターが搭載されているのです。
デザイン性、フィルター性能を優先するならダイソン一択でしょう!
BlueAir
BlueAir(ブルーエア)は1996年に創業し、25周年を迎えるスウェーデンの空気清浄機メーカーとなります。
BlueAir製の空気清浄は全てのモデルで「きれいな空気の供給率」を測る世界基準CADR(Clean Air Delivery Rate)で最高水準の評価を獲得するほどの高性能となっており、機器本体のデザインも北欧を代表するデザイン賞「エクセレント・スウェーデン・デザイン賞」を受賞するなど今となっては一般家庭だけでなく、病院や美術館、大使館など様々な企業から採用されている空気清浄機なのです。
Kirala Air
株式会社Kiralaの空気清浄機は2020年に設立された新規事業になりますが、オゾンの力を利用した他社にはない画期的な空気清浄機となります。
Kirala Airでは人体に影響がないとされるオゾン濃度の基準値0.1ppm以下に着目し、最大濃度を0.1ppm以下に設定することで人体への安全性も確保しながら、有害物質への効果も実証しています。
付着した菌やウイルスも除去したい!と考える方は普通の空気清浄機で実現する事は難しいので、Kirala Airの空気清浄機を検討してみることをオススメします。
カドー
カドーは、”美しい空気” と ”心地よい空気感” を創出するブランドと謳っており、その名の通りオシャレなデザイン性と優れた性能が特徴となっています。
カドーの空気清浄機は2012年にデビューし、日本メーカーとして初めてCADR最高値を獲得しています。
フィルターには光触媒技術を採用しており、菌やウイルスを分解して除去するため、捕集を行う機器内部も清潔に保ちやすい設計だと言えるでしょう。
空気清浄適用畳数は他社よりも狭めですが、10畳くらいのお部屋であれば文句なしのハイスペックとなりオシャレなデザイン性に心動かされること間違いなしです。