衣類乾燥機があれば洗濯物を干さなくて良くなりますので、家庭にあったら便利だろうなと考えたことありませんか?
確かに衣類乾燥機を導入すれば、洗濯物を干すことが無くなりますし、時短にも繋がりますので家事を少しでも減らしたいと感じている方には非常にオススメの家電製品となります。
衣類乾燥機を販売しているメーカーは非常に少なく、モデル数も多くありませんので、購入に悩む必要もありません。
さらに今回はスペック図鑑にて、実際に衣類乾燥機を使用しているユーザーさんの口コミをまとめましたので、安心して使える製品なのか、どのような使い勝手なのかを確認できるかと思います。
オススメの衣類乾燥機3機種もご紹介していますので是非参考にしてみてください。
目次
- 衣類乾燥機は何種類くらいあるの?
衣類乾燥機は何種類くらいあるの?
衣類乾燥機はドラム式洗濯機の普及により現在販売されているモデルは非常に少ないです。
家電量販店で衣類乾燥機を販売しているメーカーは4社がメインで、下記に記載している家電では有名な大手メーカーになります。
- Panasonic
- TOSHIBA
- HITACHI
- SHARP
※厳密には他社メーカーも販売あり。
また4社のメーカーから販売されている衣類乾燥機は各社1種類のみで、異なる乾燥容量が展開されているだけになります。
スペック図鑑が調査したところ、Panasonic2種、TOSHIBA2種、HITACHI3種、SHARP1種の合計8種類が基本的な衣類乾燥機の選択肢となりますので、購入を検討している方は比較的選びやすい家電製品となるでしょう。
- NH-D503(Panasonic/5kg)
- NH-D603(Panasonic/6kg)
- ED-458(TOSHIBA/4.5kg)
- ED-608(TOSHIBA/6kg)
- DE-N40WX(HITACHI/4kg)
- DE-N50WV(HITACHI/5kg)
- DE-N60WV(HITACHI/6kg)
- KD-60C(SHARP/6kg)
※厳密には他社メーカーも販売あり。
それでは全体像を把握できたところで、4社各メーカーの特徴をそれぞれ確認してみましょう。
衣類乾燥機のメーカー特徴を知ろう!
Panasonicの特徴は衣類投入口のドアを購入後でも右開き、左開きと変更ができる点です。
TOSHIBAの特徴はドラム内で衣類が絡まりにくいように、ドラムの回転を反転させながら乾燥する機能が搭載されています。
HITACHIの特徴は乾燥容量を3種類(4kg/5kg/6kg)から選択できる点です。
SHARPの特徴は左下のハッチを開けることで素早く乾燥できる仕上げコースが搭載している点です。
乾燥容量ってどう選べばいいの?
衣類乾燥機は同じメーカーでも乾燥容量が大きくなるほど購入金額が高くなる傾向にあります。
乾燥容量とは、その名のとおり乾燥できる最大容量を表記しているのですが衣類の状態は濡れた状態ではなく、乾いた状態の重量で計算されています。
1日に溜まる衣類量は、1人あたり1.5kgが平均とされていますので、2人暮らしなら3kg、3人暮らしなら4.5kg、4人暮らしなら6kgと言うように乾燥容量を検討してみるといいでしょう。
メーカーにもよりますが、乾燥容量を大きくしてもドラム槽が大きくなるだけで、本体自体のサイズは変わらないなんて事とありますので心配な方は、大きめの乾燥容量を選んでもいいかもしれませんね。
オススメの衣類乾燥機3選
日立 DE-N60WV(乾燥容量6kg)
乾燥したい衣類に合わせて、「ヒーターでの乾燥」もしくは「送風だけの乾燥」というように2つの方式から選ぶことができます。
風乾燥時は、本体左下にあるエアハッチを開けることで庫内の湿気を排出しながら乾かす事ができるんですね。
乾燥容量もHITACHIのみ4kg、5kg、6kgから選ぶ事が出来ますので、ご家庭に合わせた容量を購入してみると良いでしょう!
Panasonic NH-D603(乾燥容量6kg)
Panasonicの衣類乾燥機は乾燥中の運転音が静かという静音性に優れた製品となります。
家庭の環境に合わせて投入口のドアを「左開き」、「右開き」と好きなように変更することができるので開閉の度にストレスを感じる事も少ないでしょう。
メインの乾燥機能は温風の吹き出し口が2箇所あることから、衣類をスピーディにふんわり仕上げる事ができます。
乾燥スピードにも満足する意見が多かったので安心して購入できるモデルとなるでしょう!
日立 DE-N40WX(乾燥容量4kg)
タオルや下着といった小物類を乾燥機にお任せしたいと考えている方は、HITACHIの4kg衣類乾燥機がオススメです。
乾燥容量が少ないので本体サイズも小さめになりますので、設置した時の圧迫感は少ないでしょう。
幅630×奥行439×高さ670(4kg)
幅630×奥行446×高さ670(5kg)
幅630×奥行516×高さ670(6kg)
本体サイズはこのように、4kgと5kgでは奥行が0.7cmしか変わりませんので余裕を持たせて5kgの購入を検討しもいいかもしれません!
使用者の口コミをチェックしてみよう!
衣類乾燥機は意外なことにも各メーカー何年間もモデルチェンジせずに同じ型番での販売が行われています。
新製品が販売されていないということは悪いことではなく、過去から現在に渡り販売されているモデルはユーザーに満足されている証拠とも捉えることができるでしょう。
実際にビックカメラ.comの口コミ情報で現行8機種のレビュー評価をチェックしたところ「8モデル中7機種が星4.5以上」、残りの1機種も星4.3と全ての商品が高評価だと言うことが分かりました。
衣類乾燥機は長年進化していないのではなく、進化する必要がない程にユーザーが満足できる家電製品となっているんですね。
Panasonic衣類乾燥機の口コミ
NH-D503(5kg)/NH-D603(6kg)
▫️良い口コミ
- 扉が右左と変更できる
- カラッと仕上がる
- 運転音が静か
- 梅雨や花粉の時期に有難い
- 毎回のフィルター掃除が楽
- ステンレスドラムが魅力
▫️悪い口コミ
- チャイルドロックがあれば良かった
- 購入してから何回かは新品のゴム臭がする
- 乾燥終了の残り時間表示がない
ボタンが子どもの手に届いてしまう為、チャイルドロック機能があるとさらに良いと思います。
うちのだけかもしれないですけど、購入から1ヶ月位は脂なのかゴムなのか分かりませんがかなりの悪臭があります。
出来上がりまでの時間が表示されないことが不便です。
ただ買ったばかりか扉のパッキンゴムの匂いが少しきになるが、やはり一台で全部出来るタイプよりこの乾燥特化タイプがいい。このタイプは人気がなく種類も少ないがどうかなくならないで欲しい家電です。
TOSHIBA衣類乾燥機のの口コミ
ED-458(4.5kg)/ED-608(6kg)
▫️良い口コミ
- 反転機能
- ターボモード
▫️悪い口コミ
満足しているユーザーが多いことと、口コミ数が少ないため悪い口コミを確認できていませんが、現在も継続して調査中。
HITACHI衣類乾燥機の口コミ
DE-N40WX(4kg)/DE-N50WV(5kg)/DE-N60WV(6kg)
▫️良い口コミ
- ふわふわカラカラに乾燥できる
- アイロン掛けが少なくなった
- 梅雨や花粉の時期に有難い
▫️悪い口コミ
- フィルター掃除が面倒
- 本体の警告表示シールが剥がしにくい
- 購入してから何回かは新品のゴム臭がする
- 乾燥終了の残り時間表示がない
警告のシールが剥がしにくく、みっともないのは改善して欲しい。
フィルター掃除は面倒なので、改良を期待します
フィルター掃除は大変ですが、洗濯を干さなくていいことが何より楽です。
フィルタ掃除が、奥の大きなドラム全面をやる必要があるのが手間なのでマイナス1点
一回乾燥かけるとフィルターがホコリでびっしり。毎回取り外して掃除機をかけています。
まだ使い始めだからか、乾燥後にゴムのような臭いがついてしまうのが少々気になりますが、あっという間に乾くのでとても便利です
使い始めの頃は若干仕上がり後の匂いが気になりましたが、1ヶ月ほど経過し匂いは消えたように思います。
SHARP衣類乾燥機の口コミ
KD-60C(6kg)
▫️良い口コミ
▫️悪い口コミ
口コミ数ほぼなし。
日立と同じ製品仕様?
衣類乾燥機のメリットとデメリット
衣類乾燥機を購入することでどのようなメリットがあり、どのようなデメリットがあるのかを購入前に理解しておくことは重要です。
まずは「衣類乾燥機」という枠組みではなく、乾燥機が(衣類乾燥機/縦型洗濯乾燥機/ドラム式洗濯機)あることでのメリットを確認してみましょう。
乾燥機を導入するメリット
- 洗濯物を干さなくて良くなる
- 部屋干しのジメジメがなくなる
- 仕上がりがフワフワになる
- 花粉や梅雨の季節でも快適
1.洗濯物を干さなくて良くなる
乾燥機を導入する最大のメリットは洗濯機の衣類を干さなくて良くなることです。
洗濯物を干すという作業が無くなるので、楽になるだけでなく今まで洗濯物を干すことに掛けていた時間も自由に使えるようになるんですね。
洗濯物を干す作業に掛かる時間は、洗濯物の量にもよりますが10分~15分前後とされています。
年間で考えると365日で60時間も洗濯物を干していることになりますので、これだけの時間が自由になると考えれば乾燥機を導入するメリットは大きいでしょう。
2.部屋干しのジメジメがなくなる
洗濯物を干す場合、外干しする事が理想的なのですが雨が降っていたり、外干し出来ない衣類は室内(部屋干し)で乾かすことになるでしょう。
部屋干しすると室内の湿度が高くなり、ジメジメ感で不快になったり、雨の日なんかだとそもそもの湿度が高いため衣類がまったく乾かずストレスになります。
乾燥機があれば、天候に左右されることなくいつでも衣類を乾かす事ができますのでメリットは大きいでしょう。
3.仕上がりがフワフワになる
洗濯物を干して乾かすと不思議なことにパリパリ、ゴワゴワの仕上がりになりますよね。
乾燥機の種類にもよりますが最近のモデルではほとんど仕上がりがフワフワでカラッとした心地よい状態になってくれます。
タオルの仕上がりに違いを感じる方が多く、タオルのために乾燥機を重宝しているユーザーさんもいるようです。
4.花粉や梅雨の季節でも快適
花粉の季節に衣類を外干しすると、花粉症持ちの方は症状が悪化してしまうこともあります。
部屋干ししても、室内を舞っている花粉やハウスダストが付着するのでこのような時に乾燥機があると非常に助かります。
雨が降ったり、梅雨の時期になると部屋干ししても湿度の兼ね合いから衣類が乾きにくい状況になるので乾燥機があると環境に影響されることなくいつでも衣類を乾かす事ができるようになるでしょう。
衣類乾燥機を選ぶメリット
衣類を乾かす家電製品は衣類乾燥機以外にも「ドラム式洗濯機」「縦型洗濯乾燥機」「衣類乾燥除湿器」があります。
それぞれの家電製品ごとにメリットがあるのですが、その中でも衣類乾燥機を選ぶ事にはどのようなメリットデメリットがあるのか確認してみましょう。
▫️衣類乾燥機のメリット
- 導入費用が低コスト
- 洗濯機と乾燥機の同時進行かできる
- ドラム式洗濯機が入らなくても設置できる
導入費用が低コスト
衣類乾燥機は数ある乾燥機の中では、導入費用が5万円~7万円ほどの安価な製品となります。
例えば乾燥機で有名なのは「ドラム式洗濯機」ですが、購入するには20万円~40万円もの費用が必要となります。
また縦型洗濯機にも乾燥機能がついた「縦型洗濯乾燥機」がありますが、こちらも購入するには10万円~20万円ほどの費用が必要となることが一般的でしょう。
洗濯機が壊れて買い換えるタイミングであれば、乾燥機能付き洗濯機を検討することもオススメになりますが、乾燥機が欲しい!という理由なら衣類乾燥機は費用が安く導入しやすい商品となるのです。
洗濯機と乾燥機の同時進行ができる
ドラム式洗濯機や縦型洗濯乾燥機は、1つの家電製品で洗濯~乾燥まで作業ができる便利なモデルになりますが、その反面デメリットもあり洗濯と乾燥を同時に作業することはできません。
つまりどういう事かと言いますと、洗濯物の量が多い家庭ではドラム洗濯機だと1回洗濯~乾燥するのに3時間、2回だと6時間というような作業になります。
これが洗濯機+衣類乾燥機の組み合わせだと
洗濯40分→洗濯40分→なし
なし →乾燥2時間→部屋干しor乾燥機待つ
このように2回目の洗濯物に関しては乾燥機は使わず、干す作業になるかもしれませんが、ドラム式洗濯機だと6時間かかる予定だった作業を短縮することができるのです。
ドラム式洗濯機が入らなくても設置できる
衣類乾燥機を選ぶデメリット
ドラム式洗濯機や衣類乾燥除湿機のような商品と、衣類乾燥機を比較した際にデメリットになるポイントを確認しておきましょう。
▫️衣類乾燥機のデメリット
- 電気代が高い
- 衣類によっては傷みやすい
- 設置台と設置スペースが必要
電気代が高い
衣類乾燥機はヒーターを使用して温風を発生させるため、電気代が乾燥機の中では高めになります。
衣類乾燥機の電気代が高いといいましても、「縦型洗濯乾燥機」「ドラム式洗濯機」でも乾燥方式がヒーター式であれば電気代は同じくらいの計算になるのは要チェックポイント。
今の乾燥技術ではヒートポンプ式というヒーターを使わない方式がありますので、ヒートポンプ搭載の洗濯乾燥機は電気代が安いと比較する事ができるのです。
また衣類乾燥除湿機は干す作業が必要になりますが、電気代が安くなる傾向にあると言えるでしょう。
衣類によっては傷みやすい
こちらも電気代で解説したヒーター式に関係する内容です。
ヒーター式は衣類を乾かすにあたり、80℃前後の温風で衣類乾燥を行います。この点ヒートポンプ式が採用されたドラム洗濯機は65℃前後で乾燥を行いますので衣類が傷みにくい(縮みにくい)傾向にあります。
衣類乾燥除湿機は風を送風しながら湿気を回収するだけなので、ふわふわな仕上がりになる事は期待出来ませんが、衣類を傷めることはありません。
設置台と設置スペースが必要
衣類乾燥は洗濯機上部に設置する事が一般的です。
そのため洗濯機の上に棚が設置されていたり、物理的に高さが足りない環境であれば導入が難しくなります。
実際のところ設置場所は排水さえ出来れば、好きな所に置くことは可能なのですが使い勝手が非常に悪くなるためオススメはしません。
また洗濯機の上部に設置する際は、専用の設置台が必要になりますので購入しないといけない事は覚えておきましょう。
衣類に優しく光熱費も安くならドラム式洗濯機
衣類乾燥機のオススメ機種や口コミを確認したことで、メリットデメリットを理解できたのではないかと思います。
衣類乾燥機は低コストで導入する事ができますが、予算を増やしてもいいとか、洗濯機の買い替えも考えていたということであればドラム式洗濯機の購入もオススメになってくるでしょう。
ドラム式洗濯機の乾燥方式はヒートポンプ式が採用されている事が多く、65℃前後の衣類優しい温度で電気代も安くなります。
初期費用は高くなりがちですが、長期的な光熱費を考えれば洗濯機も買い換える場合だと、ドラム式洗濯機にしてしまった方がメリットが大きい事も考えられるでしょう!
部屋干しスピードアップなら衣類乾燥除湿機
洗濯物を干す作業は苦じゃないから乾くスピードを早くしたい!このように悩んでいる方いらっしゃることでしょう。
このような場合は導入費用が安く、光熱費も抑えられる衣類乾燥除湿機の購入がオススメとなります。
洋服を乾燥機に掛けて縮んでしまうかも、、、
という心配をする必要もなく、設置工事をする必要もありません。
梅雨の時期には室内のジメジメを抑制してくれる本来の除湿機能もありますので、購入するメリットは非常に大きいと言えるでしょう!
乾燥したい容量が少ないなら超小型乾燥機
クラウドファンディングにて一躍注目を集めた超小型タイプの衣類乾燥機があることをご存知でしょうか?
商品名は「Morus Zero」で本体価格は約7万円と通常の衣類乾燥機より少しお高めですが、コンパクト設計により設置性が高く、工事も不要な導入しやすい乾燥機となります。
一度に乾燥できる衣類量は最大1.5kgと少なめですが、Tシャツで換算すると約6枚分となり、日常生活で1日に溜まる衣類量も1.5kgと言われていますので毎日乾燥するなら対応できる目安容量もなるでしょう。
実際に当ブログ「スペック図鑑」でもメーカー様より商品レビューをさせて頂いた製品になりますので、オススメできる物だと言えます。
購入方法はMorus Zeroの公式サイトからのみとなりますので、家電量販店などの実店舗で確認する事は難しいですが、気になる方は下記リンクよりレビュー記事を確認できますので是非ともチェックしてみてください。
超小型乾燥機Morus Zeroを徹底レビュー!電気代や口コミを購入前にチェックしておこう。 - スペック図鑑