掃除機メーカーで超有名なDysonからベッドが360°回転する面白いスティッククリーナーが販売されています。
掃除機を掛ける時に、右へ左へとベッドを動かそうとしたら動作がカクついて思うように行かずイラッとした経験がある方は多いことでしょう。
今回紹介するDyson Omni-glide(オムニグライド)は、右へ左へ思うがままにスイスイと操作することが出来る快適なクリーナーとなっています。
オススメの購入ポイントを解説するだけでなく、よく比べられるであろうBALMUDA The Cleaner Liteとも違いを比較しましたので是非とも参考にしてみてください。
目次
Dysonオムニグライドが型番変更で新発売!
Dyson Omni-glide(オムニグライド)は2021年4月に「SV19OF」が初代モデルとして販売がスタートしました。
ゴミを吸い取るヘッド部が、クルクルと360°回転する画期的な商品として大きな注目を集めただけでなく、本体が1.9kgと軽量かつDysonならではのパワフルな吸引力も兼ね備えた文句なしの製品でした。
しかしメーカーの生産完了品となりましたので販売が終了するのかと思われましたが、型番変更による「SV19OFN」として2022年2月に再び市場へと商品が復活した待望のスティッククリーナーといえるでしょう。
スペック図鑑が独自で調査した結果「SV19OF」と「SV19OFN」に性能差は確認できませんでしたので、変更されたのは型番だけかと思われます。
Omni-glide(オムニグライド)基本性能
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SV19OFNのオススメポイントを解説
- ヘッドが360°回転する自由な操作性
- 180°本体が傾くので家具下にも入り込む
- ワンタッチでごみ捨て可能
- 高性能フィルターによって綺麗な排気
1.ヘッドが360°回転する自由な操作性
Dysonオムニグライドはクルクルとヘッドが360°回転する珍しい掃除機です。
左右に急に曲がりたいと考えてもクルンっと滑らかに方向転換してくれますので掃除が楽しくなります。
2つのローラーが搭載されており、幅広いヘッドで広範囲を一気に清掃する事ができるでしょう。
2.180°本体が傾くので家具下にも入り込む
ベッドの下や、家具の下って気づけばホコリが溜まって不衛生ですよね?
そんな事を分かっていても簡単に掃除ができる範囲ではないので、後回しにして大変なことになってしまったなんて経験したことある人もいるでしょう。
Dysonオムニグライドなら約8cm以上のスペースが空いていれば、ヘッドが床面に接したまま掃除機を奥まで入れ込む事ができますので非常にオススメできるポイントとなるかと思います。
ワンタッチでごみ捨て可能
高性能フィルターによって綺麗な排気
ライバルはBALMUDA The Cleaner Lite!?
今回紹介したオムニグライド最大の特徴は、360°回転するヘッド技術です。
この技術を採用している掃除機メーカーはDysonだけでなく、オシャレな家電メーカーで有名なBALMUDA(バルミューダ)も販売を行っています。
バルミューダが発売したモデルは2021年(C01A)と2022年(C02A)の2種類になるのですが、最新型C02AはDysonオムニグライドと必ず比較するべき商品になるでしょう。
スペック図鑑が上記2機種を選ぶに辺り、どのポイントに注目するべきか、お互いのメリットデメリットを分かり安く解説しますので参考にしてください。
バルミューダのC02Aとの違いを比較
▫️Dyson(SV19OFN)とBALMUDA(C02A)の比較表
※編集中
BALMUDA The Cleaner Liteをもっと詳しく
Dysonのメリット
- 180°本体が傾くので下の隙間に強い
- ダストボックスのゴミ捨てがワンタッチ
- アタッチメントがデフォルトで付いてくる
- 集塵容量が多い
180°本体が傾くので下の隙間に強い
本体が180°傾くのでヘッドの下や、家具下でもスイスイ掃除ができます。
約8cm以上の幅があれば清掃できますので、購入前に掃除したい家具下の幅を図っておくといいでしょう。
▫️BALMUDAはココがデメリット!
バルミューダのC02Aは下の隙間を掃除する場合、約24cmの幅がないと掃除機を入れ込む事ができません。
ヘッドの高さだけなら約5cmとなりますので、手前側だけならゴミを吸い込むことが可能です。
ダストボックスのゴミ捨てはワンプッシュ
Dysonはダストボックスに溜まったゴミをワンプッシュで捨てる事ができます。
ホコリや髪の毛に触れることなく手入れをすることが可能なので衛生的でしょう。
▫️BALMUDAはココがデメリット!
ゴミ捨てが面倒と言う構造ではありませんが、ダストボックスを取り外した後に、プリーツフィルターを取り外して、ダストボックスの蓋を開ける必要があるので若干手間にはなります。
フィルターが汚れていると不快な気持ちになるので、お手入れ面はDysonと比べればデメリットになるでしょう。
アタッチメントがデフォルトで付いてくる
アタッチメントとは、様々な形をした取り替え可能な先端部品ですがDysonオムニグライドは
- ミニ モーターヘッド
- コンビネーション隙間ノズル
の2つがセットで付いてきます。
ミニモーターヘッドはふとんやソファに使えますし、コンビネーションノズルは2役を果たし、隙間や擦りながらの吸い込みに便利です。
▫️BALMUDAはココがデメリット!
C02Aはアタッチメントとして付属で付いてくるのは「すきま用ノズル」だけになります。
ふとんを掃除したい方や、キーボードや、壁を擦りながら吸い込みたい時には、Dysonのアタッチメントの方が有難いと感じることでしょう。
集塵容量が多い
オムニグライドはダストボックスに約0.2Lの集塵が可能です。
▫️BALMUDAはココがデメリット!
C02Aは集塵容積が約0.1LになるのでDysonの半分となります。
BALMUDAのメリット
- ヘッドの回転がなめらか
- 持ち手が細く持ちやすい
- バッテリー持ちが長い
ヘッドの回転がなめらか
バルミューダとDyson共にヘッドが360°回転する技術は同じですが、回転の滑らか差は格段にバルミューダの方が快適です。
またヘッドも浮遊しているかのような軽さを実現しているので軽々と操作することができます。
▫️Dysonはココがデメリット!
ヘッドを回転させる時にヘッドの重心がズレながら回転するため滑らかさに掛けます。
誤解を生まないための記載をしておくと
バルミューダクリーナーの存在がなければ、間違いなくDysonオムニグライドも滑らかな回転ヘッドだと感じていたことでしょう。
持ち手が細く持ちやすい
バルミューダは清掃道具の「ホウキ」をイメージして作られたクリーナーと言われていますが、まさしく持ち手がホウキのよう細いため非常に握りやすいです。
ヘッドを回転させる時も、持ち手が細い構造の方が扱いやすいと感じるかと思いますので特徴に合わせたベストな設計と言えるでしょう。
▫️Dysonはココがデメリット!
持ち手はバルミューダに比べると太めに作られており、持ちやすいと感じる人もいれば、持ちにくいと感じる方もいらっしゃることでしょう。
持ち手が太い事でヘッドの回転時は間違いなく扱いにくいかと思います。
バッテリー持ちが長い
バッテリー持ちは標準モードで約30分、強モードで約10分とDysonよりも長いスペックとなっています。
▫️Dysonはココがデメリット!
Dysonオムニグライドは最長20分とスペックに表記されていますので、他社クリーナーと比較しても金額設定から考慮すれば短い部類になるかと思います。
強モードになると10分を切るのではないかと推測されますので、広範囲を清掃したい方は要注意ポイントとなるでしょう。
まとめ
ヘッドが360°回転する「Dysonオムニグライド」を解説しましたがどうだったでしょうか?
ストレスなく掃除掛けをするにはヘッドが滑らかに動く事が重要になりますが、その悩みを完全に解決した快適なクリーナーと言えますし、家具下やベッド下の狭い隙間でも入り込める利便性には驚きです。
ベッドが回転するスティッククリーナーはBALMUDAも有名なので詳しく比較も行いましたが、どちらの機種にも優れた一面があり一概にどっちがオススメだと判断が難しい結果となりました。
スペック図鑑がまとめた、それぞれ2機種のメリットデメリットを確認した上で、ヘッドが360°自在に操れるクリーナーを検討してみるようにしましょう。