2020年度より小学校の授業で必修化された「プログラミング」ですが、いったいどんな授業が行われるのかは、すでに大人となってしまった私達には未知の世界と言えるでしょう。
スペック図鑑の筆者も
「プログラミングの授業ってどんな事するんだろう?」
このように疑問を抱いていた1人でしたが、今回レビューしたプログラミングロボット「Apitor」を通して何となくですが、プログラミングの世界を覗くことができたと実感しています。
お子様に「プログラミングって何?」と質問されたり、「どうやって勉強したらいいの?」このような事を言われたら迷わず、プログラミングロボット「Apitor」を参考にして教えてあげることをオススメします!
目次
※当記事はuDesignさんよりApitorの商品提供をして頂き作成したレビュー記事となります。
プログラミングロボットApitorがMakuakeに登場!
海外で行われたクラウドファンディングにて1億9千万円もの応援購入総額を突破した【Apitor】(アピター)が、日本のクラウドファンディング「Makuake」にて新シリーズを登場させています。
そもそも【Apitor】(アピター)とは
Apitorは「ロボット✕ブロック」で楽しく学べるプログラミング学習教材です。プログラミング教育が学校で必修化され、進むAI時代に子どもの未来を心配している方も、ブロックを組み立てながら子どもと一緒に楽しく学べます。
このように「ロボットとブロック」を組み合わせたプログラミング学習教材。
- プログラミングの勉強を始めてみたい
- お子様にプログラミングを教えたい
- パソコンは金額が高く購入を悩んでいた
このような悩みを感じていた方にオススメできる商品となりますので、1つでも当てはまった方は是非とも検討してみるといいでしょう。
プログラミング学習ロボットとは?
プログラミングのイメージって黒い背景に無数の文字列(コード)が並んだ画面を誰しもが想像するのではないでしょうか?
このイメージはあながち間違いではありませんが、初めてプログラミングを学習する際や、小学生や中学生がプログラミングを学ぶ場合に重要視されるポイントは
「プログラミング的思考」を養うこと。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、 より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。
プログラミング学習ロボットは「プログラミング的思考」を学ぶのに最適な教材とされており、自信で組み立てたコードを実行することで意図した通りにロボットを動かし、楽しくプログラミングを学べるメリットがあります。
Apitorなら組み立てとプログラミング両方楽しめる
Apitorはただのプログラミングロボットではなく、自分で1から組み立て作り上げる「レゴ」や「プラモデル」のような楽しみ方ができる商品。
完成されたロボットを動かすよりも、自分で1から作り上げたロボットを動かした方が、何倍も楽しさや感動を感じれることでしょう。
さらにApitorは1つのキットで、なんと20種類ものロボットを楽しむことが出来ますので
※Apitor「基礎Q」の場合
何回も組み立てたり、分解したりして様々な動きをするプログラミングロボットを遊ぶことが出来てしまいます。
Apitor「基礎Q」を実際にレビューしてみました
- 商品が届いたら開封してみよう!
- ロボットを組み立ててみよう!
- スマホと連携して実際にプログラミング!
1.商品が届いたら開封してみよう!
Apitor「基礎Q」が届きました!
パッケージの外観を見るだけでワクワクとしてきます。
背面には基礎Qで組み立てることが可能な計20種類のロボット達が印刷されていました。全て楽しむには何時間必要になるんでしょうか、、、
箱を開けると説明書とパーツが3つの袋に分けて梱包されていました。
今回のレビューでは同梱されていた説明書のレーシングカーを作ってプログラミングを楽しんでいきたいと思います!
2.ロボットを組み立ててみよう!
それでは実際に説明書に従ってレーシングカーを組み立ててみましょう。
袋からパーツを全て取り出して一応混ざらないように区別。
ハイ!完成しました。
作るのに夢中になりすぎて出来上がるまでの工程を撮影し忘れました、、、
念の為に完成までどれくらい所要時間が掛かるのか時間は測定していましたので参考までに掲載しておきます。
大人が本気で作って1時間ほど時間が掛かりましたので、子供が作るとなれば2時間くらい見ていた方が良さそう。
作っている最中は出来上がっていくロボットに感動しながら作業を進めれたので、苦痛に感じる事は全くありませんでした!
3.スマホと連携して実際にプログラミング!
ロボットが完成したら早速スマートフォンから動かしてみましょう!
Apitorを動かす為には専用アプリの「Apitor Kit」のインストールか必要となります。AndroidもiPhoneもアプリ対応していますので直ぐに楽しむ事ができます。
iPhone版のインストール画面はコチラ
アプリ内にBluetooth接続画面がありますので、この画面で待機します。
Apitorロボット側のオレンジの電源ボタンを押す事でBluetoothペアリングが完了。
レーシングカーはデフォルトプログラムで遊ぶ事ができたので先ずは普通のラジコンカーみたいに遊んでみました!
□デフォルトプログラムで操作した動画
撮影しながらだったので操作が雑になってしまいましたが、自分で組み立てたロボットとは思えないくらいスムーズに動いたので非常に驚きました。
ロケットボタンを押すと、ドリフト音に合わせ本体が急回転。
音符ボタンを押すと音楽が流れだし、ライトボタンを押すと運転席のライトが何色にも切り替えが出来ました。
ここまでプラモデルのようにロボットを組み立てたり、ラジコンのようにロボットを動かしたり楽しんで来ましたがApitorはそう言えば
「プログラミング学習ロボット」
最後は実際にプログラムを自分で作成して、レーシングカーを動かしてみたいと思います。
□プログラムを自分で作成して操作した動画
プログラムのコードは、プログラミング学習教材「Scratch(スクラッチ)」に似たような作りとなっており、コードを積み木のように重ねていくだけで簡単に作成できました!
今回行ったロボットへのプログラムは
①スタートボタンが押されたら
↓
②時計周りに速度5で動きながら赤のライト点灯
↓
③「楽しいな」というセリフを2回繰り返す
↓
④モーターを一旦停止
↓
⑤時計周りに速度3で動き始める
↓
⑥「疲れたな」というセリフを2回繰り返す
↓
⑦「また遊ぼうね」と言ってモーター停止
このような内容を作成してみました。
実際の動きは動画を見ていただければ分かりますので参考にしてみるといいでしょう。
Apitorで感じたメリット
Apitorを開封からプログラミングまで実際にレビューしてみて感じたメリットは
- ロボットの組み立てがとにかく楽しい
- ロボットの組み立てが20通りもある
- Scratch(スクラッチ)とソフトが似ている
何よりロボットの組み立て中は無我夢中になってしまい、あっという間に1時間も時が過ぎていた事には驚きました。
子供にプレゼントしたら喜ぶ事は間違いないでしょうし、「集中力」「読み取る力」を養うことが出来るのではないかと思います。
またロボットは何度も組み立てたり、崩したりして20通りもあるレパートリーから楽しめますので「想像力」も成長させることができるでしょう。
Apitorの醍醐味である「プログラムの作成時」はプログラミング教材の王道【Scratch(スクラッチ)】に似た操作性となっていましたので、Apitorで身につけたスキルは将来的に学校の授業などにも役に立つだろうと感じました。
Apitorで感じたデメリット
唯一Apitorで感じたデメリットは
- プログラミング時にスマホを貸す必要がある
の1点です。
作ったロボットを操作したり、プログラムコードを組み立てるには専用のアプリから行う必要がありますので、お子様へとスマホを貸す必要があります。
状況によっては「スマホが欲しい!」と駄々をこねられる可能性もありますので、覚悟はしておく必要があるでしょう。
Apitorとスマホ1つで、子供のプログラミング力を楽しく成長させれるなら安い買い物かもしれません。
対象年齢は6歳以上ですが、、、
スペック図鑑はApitorを組み立てて、実際にスマートフォンからプログラムを作って操作してみましたが「楽しみすぎて」あっという間に3時間ほど時間を費やしてしまいました。
ガジェットYouTuberの「戸田覚」さんもApitorのレビューを動画に上げていらっしゃるのですが、Apitorのことを「時間泥棒」と表現をしており、のめり込んでしまう面白さが伝わる動画となっています。
レビューを全て終えて冷静に感じた事は「対象年齢6歳以上」の商材だったと言うこと。
子供向けのプログラミング学習教材として記事をまとめて来ましたが、実際は大人でもめちゃくちゃに楽しめるし、プログラミングに触れる事ができるので非常に素晴らしい商品だと実感しました。
まとめ
プログラミング学習ロボットApitor(アピター)を、開封から組み立て・プログラム作成まで一通りレビューしてみましたが参考になりましたでしょうか?
組み立てには時間が掛かりますが、苦痛に感じることは無く無我夢中に楽しむことができますし、自分で作り上げたロボットが動き出す瞬間は感激が止まらないはずです。
今回記事に取り上げたのは、20種類ある内のレーシングカーのみとなりますので、残り19種類ものロボットを「基礎Q」のキットで楽しめることになることには驚き。
クラウドファンディングのMakuakeにてApitorの詳細は確認することができますが、今回レビューした「基礎Q」以外にも対象年齢を7歳に上げた「ステップアップS」も取り扱いが行われているようです。
Makuakeのリンクは下記に掲載しておきますので是非ともチェックしてみることをオススメ致します。