これからは「TONALITE基準」で音を選ぶ。世界初イヤホンの実力

今までいろんなイヤホンをレビューしてきたけど…

 

筆者の過去レビューは

全部間違っていたかもしれない…

 

finalから販売された世界初のイヤホン「TONALITE」を視聴し、心の底からこのように思わされました。

 

TONALITEとは

ユーザーの耳や頭の形状を測定し、測定した3Dデータの形状に合わせて最適な音色を実現する摩訶不思議なイヤホン。

 

なのですが、、、

 

本当に測定前と、測定後で音の聞こえ方が全然違うどころか、測定後に音の微調整も可能で調整するたびに全く聞こえ方が変わってくるんです。

 

つまりこれは、今まで筆者が自信を持って「良い!」「悪い!」と、過去レビューしてきたイヤホンも使用する人の耳の形状によって、大きく聞こえ方が違った可能性があるということ……

 

今まで皆様すみませんでした!!

 

ただ、安心してください。

今回ご紹介するイヤホン「TONALITE」は先述したように、アナタを測定しアナタに最適化した音色を流し出します。

 

TONALITEを買えば、

み~んな快適な音で音楽が楽しめちゃう訳ですね。

 

ということで、もう私はこれ以上なにを書いても説得力無さそうですが、TONALITEで学んだ事や、TONALITEの魅力を頑張ってお伝えしていきたいと思います…

 

 

※この記事は「final」さんから「TONALITE」の製品提供をして頂き作成したレビュー記事となります。

 

世界初のイヤホンTONALITEはここが凄い!

さっそくですがTONALITEをレビューして凄い!

と感じたことをまとめました。

TONALITEについてすでに情報を調べている人もいるかと思いますので、知ってる内容は読み飛ばせるよう、以下4つのセクションに分けて解説しています。

  • 耳や頭の形状を測定するイヤホン!?
  • アナタの心地良い音・好きな響き方に気付ける
  • ボーカルの歌声が近い!耳の付け根にいる感覚!
  • 心地良いの一歩先へ、音の振れ幅が面白い!

 

是非とも購入の参考にしてみてください!

 

耳や頭の形状を測定するイヤホン!?

ここまで、すでに何度もお伝えしていますが、TONALITEはアナタの耳や頭の形状を測定して、個人に最適化した音を再現する驚きのイヤホンです。

 

この画期的な仕組みの名前は、

新パーソナライズ技術「DTAS」

 

細かい仕組みは筆者もよく分かりませんが、

専用アプリで測定した3Dモデルをクラウド上に「アコースティックアバター 」として生成し、外耳や頭、胴体が引き起こす音の反射や回折をシミュレーションで行うらしいのです。

 

この計算結果により、個人に最適化された音色が再現されるとのこと。

 

「DTAS」の測定には約40分ほど時間が掛かるんですが、実はfinalさん、TONALITE以外にもZE8000と言う個人最適化した音色を実現するモデルを販売しているんです。

 

ZE8000で形状を測定する場合は

 

  • 神奈川県にあるfinal本社に2回行く必要がある
  • 計測に掛かる合計の所要時間は約5時間
  • 測定に要する費用は55,000円

 

このような内容となっています。

 

final本社で計測したデータと、TONALITEで計測したデータに精度の違いはあるんでしょうが、ZE8000でこんなにも掛かっていた工数を、たった40分で、しかも自宅で簡単に出来ちゃうなんて本当に凄い!としか言いようがありません。

 

アナタの心地良い音・好きな響き方に気付ける

TONALITEで測定を行い、

アナタ専用に最適化された音色は「単に音が良い!」と体感できるだけではありません。

 

測定後にTONALITEから流れる音はアナタにとって「最も心地の良い音」ということでもあり、アナタが好む「音の響き方や聴こえ方」を教えてくれる指標にもなるのです。

 

TONALITEの形状を測定して個人に最適な音を出す。

このような仕組みを知った時に、ふと今まで感じていた疑問が払拭されました。

 

今まで筆者は様々なイヤホンをレビューしてきましたが、

たま~に同じ製品をレビューしている人の口コミを見たときに、このイヤホンそんな音質じゃないよね?とか、

 

めっちゃ不快に感じるイヤホンでも、この音は聴き心地が良いと評価をしてる人がいたんですが、これは耳や頭の形状が違うから人によって聴こえ方も違ったという訳ですね。

 

逆に言うと今まで筆者が評価してきたイヤホンも同様で、それを信じて購入してくれた読者様にまったく異なる感想を抱かせていた可能性があるのです。

 

恐ろしい…大変な事をやってしまいました…

 

その点、TONALITEを1台持っていれば、

アナタに最適な音をカスタマイズしてくれるので上記のような購入後に後悔するリスクも解消されます。

 

また、イヤホンを複数所有していたり、今後もイヤホンをコレクションしていきたい人にとって、TONALITEはこれからの「イヤホン選びの基準となる音」になるのではないかと感じました。

 

  • TONALITEよりも刺さって刺激的。
  • TONALITEよりもボーカルが前に出ている。
  • TONALITEよりも立体的に聴こえる。

 

このようにイヤホン選びの基準ができ、今までよりもっと音楽を楽しめるようになることでしょう!

 

ボーカルの歌声が近い!耳の付け根にいる感覚!

筆者がTONALITEで測定を行い最適化された音は、とにかく「ボーカルの声が近くに感じる」という特徴をもったカスタマイズでした。

 

そしてただ近いだけでなく、両方の耳の付け根から聴こえてくる感覚で本当に心地良さを感じる不思議な体験することが出来たのです。

 

今までの人生で「イヤホンで音楽を聴きながら寝る」という行為は、逆に脳が覚醒して目覚めてしまう、筆者にとっては意味不明な行動だったのですが…

※音楽ではなくASMRでは爆睡しますw

 

TONALITEの音質をじっくりと聴くために、普段どおりベッドで横になってダラダラ過ごしてたら、なんと寝落ちしてしまってたんですよね。

 

しかも2日連続で…

 

他のイヤホンと秀でて「ここが違う!」て、尖った部分が音質にある感じはしないんですが「心地良い」という要素を脳が明確に感じているんだろうなと理解できる面白い体験でした。

 

心地良いの一歩先へ、音の振れ幅が面白い!

TONALITEで測定した後は測定データ「DTAS」を元に音楽鑑賞を楽しむようになるのですが、このDTASは測定後も若干ですが数値を変更することが出来るんです。

 

コチラがアプリ内の DTAS 切り替え画面なのですが、+1とか+5を押すことで聴こえてくる音色が変わってきます。

 

この+3の音色係数は、測定時に「自分のもっとも心地よい音」とされる数値で設定されているんですが、両隣がおそらく「心地よい音の近似値」なんでしょう。

 

これ面白いのが、

中央の音色係数が自分にとってのベスト値なんだからイジる必要ないだろ!、って思ってたんですけど、その日の気分とか、聴く楽曲によっ両隣の近似値に変えた方が「あれ?こっちの方がいいじゃん!」って不思議と感じたりするんですよね。

 

イコライザ調節の感覚とはまったく違って、音質の若干の変化に加えてプラスアルファ、ボーカルの聞こえてくる位置が動いたり楽器の聞こえる位置が耳の上下に動いたりみたいな感覚。

 

これ何が凄いかって、今までは

このイヤホンは女性ボーカルに向いてる!とか、クラシックに向いてる!みたいな感じで使い分けをすることが基本だったんですけど、

 

TONALITEなら音色係数を押すだけで、「幅広いジャンルで良い感じに聞こえる音のイヤホン」になってしまうわけです。

 

いや、凄すぎでしょこれ…

 

TONALITEの気になるポイント

TONALITEの凄いポイントは存分に伝わったと思いますが、気になるポイントもあったので記載しておきます。

 

最終的には気になるポイントも、筆者の無知が原因だったので解決しちゃってるのですが、TONALITEに対して筆者と同じネガティブ要素を感じる人がいるはずなので、ガッカリしてしまわないよう必ず目を通すようにしてください!

 

物足りなさを感じるフィット感(だった)

TONALITEは特徴的な形状をしたイヤホンなだけに、装着するまで「フィットするのかこれ?」と疑問を感じていました。

 

ちなみにTONALITEのイヤーピースには「FUSION-G」と言う、ゴムとスポンジ素材の中間みたいな特殊素材が採用されているんですが…

 

これ、ソニー「WF-1000X M4」などのイヤーピースに使用されているポリウレタン素材のに若干似てるんですよね…筆者はソニーのイヤーピース、耳からはズズズってずり落ちまったく合わなかった経験がありトラウマなんです。

 

嫌な先入観を持ちつつも

TONALITEを装着してみました。

 

結果やっぱり、筆者の耳にFUSION-Gは合いませんでした。

※最後まで読んでください。

 

めちゃくちゃ音質が良くても、どれだけ個人に音色を最適化してくれても耳にイヤホンがフィットしなければ意味がありません。

 

とてもガッカリしたんですが、TONALITEの口コミを見る限り装着感の評価めちゃくちゃ高いんですよね…筆者はおかしいと思い、その後も調べまくったんですが、やっぱりフィット感は抜群という口コミのみ。

 

ここで筆者は気づきます。

そう言えば、イヤホンのイヤーパーツがもう一個あったなと。

 

これ。

 

このパーツは無くした時用の予備かと思ってたんですが、まさかのサイズ違いのパーツ!!どっちにしても、こんな若干のサイズ差で装着感は変わらんやろ!と思ってたんですが…

 

まさかの完璧にフィットしました…

 

信じられないくらいフィット感が変わるので、イヤーピースだけを交換してもシックリ来ない人は「必ず!」この黒いパーツも交換して装着するようにしてください!

 

TONALITE開封から利用までの流れ

それでは世界初のイヤホン「TONALITE」を一緒に開封していきましょう!

イヤホンの箱とは思えない不思議なデザインですね…どんな中身なのかワクワクです。

 

ドンっ!

これが充電ケース、中にはTONALITE本体が入ってますが、

いったん先に付属品から見ていきましょう。

 

コチラが梱包品。

説明書、イヤーピース以外にも不思議な物が同梱されていますね。

 

このQRコードみたいなのは「ARマーカーステッカー」という物で、アナタの耳や頭の形状を測定する際に使用します。

ケースにしまわず、そのまま手元に置いておきましょう。

 

また、黒いものは「ヘッドバンド」

ヘッドバンドもARマーカー同様に測定で使用するので箱から出しておきましょう。

 

イヤーピースは本体に初期装備されてるのも含めれば4セットあります。

 

それではTONALITEの充電ケースを見ていきましょう。

今回もfinalのカッチョいいロゴをしっかりと刻んでくれています。

 

背面にはtypeCの充電端子が配置されています。

 

自立するように設計されてるので、

背面にある充電端子が不快に感じることはありません。

 

ケースを開けるとヒョコっとTONALITE本体が出てきました!

縦向きに刺す収納方法のようですね。

 

上から見るとこんな感じ。

 

イヤホンの形状は最近では珍しい、お米のような「楕円型」。

 

デザイン的には

あまり感情をそそられる感じはないですが、シンプルなブラックで落ち着きがあるので、派手なイヤホンが苦手な人にはちょうどいいです。

 

イヤホン下部にはR,L表記もあるので装着時に「あれ?どっちだ?」と、迷うことはありません。

 

それでは、さっそくTONALITEをスマホにBluetoothして好きな音楽を聴いていきましょう!

 

TONALITEのBluetooth接続手順

TONALITEは専用アプリ「final TONALITE」をインストールすることで、アナタの耳や頭の形状を測定し「アナタに最適化した音色」をチューニングできるようになるのですが、

 

専用アプリをインストールしなくても、

そのままスマホやPCにBluetooth接続して直ぐにでも使い始めることが可能です。

 

ちなみにBluetooth接続の方法はとても簡単で、イヤホンが充電ケースに収納されてる状態で、イヤホンケースのフタを開けるだけ。

 

スマホ、PC側のBluetooth画面にTONALITEの表記が出るので選択すれば接続完了です。

 

専用アプリ「TONALITE」の計測手順

TONALITEの醍醐味となる「DTAS」を使用する場合は、専用アプリ「final TONALITE」のインストールを行いましょう。

 

DTASの計測手順をすべて解説したら長くなるので、計測までの流れと計測の導入部分だけ記載しておきます。

 

アプリをインストールしたら

先ずはTONALITEとスマホをBluetoothでつなげましょう。

接続されていない場合は以下の画面が表示されます。


アップデートのポップアップが出たら必ず更新を行ってください。

10分と書いていますが筆者の場合は2分ほどで終わりました。

 

コチラがアプリのホーム画面。

DTASをタップして早速測定を開始しましょう!

 

画面中央の開始をタップしてください。

 

計測にあたっての確認事項が記載されていますので目を通して次に進みましょう。

※計測は途中で中断できますが、静かな環境で行うのがポイントです。

 

測定全体の流れと次回配分はこんな感じ。

それでは測定に取り掛かりましょう。

 

測定の手順はアプリ内で

このように動画付き(以下は画像ですが)で一つずつ細かく解説してくれます。

ここでは、付属のヘアバンドにARマーカーを貼る手順が説明されています。

 

実際に貼ったらこんな感じ。

 

これを頭に装着してスマホで自撮りのように撮影していきます。

 

測定を進めていくとアナタの「アコースティックアバター」が生成されます。

 

最終的にDTASが完了すると個人最適化され音色で楽曲を聴けるようになります。

 

まとめ

TONALITEは、耳や頭の形状を約40分で測定し、
その3Dデータをもとに“自分専用の音”を流しだしてくれる世界初のイヤホンでした。

 

測定前と測定後では、音の聴こえ方が明確に変化し、いままで様々なイヤホンでレビューしてきた「音が良い・悪い」という評価は、いかに個人差に左右された感想だったかを思い知らされました。

 

そしてTONALITEは、

 

自分にとっての“基準となる音”を可視化してくれるイヤホン。

 

でもあります。

 

  • TONALITEよりボーカルが近い
  • TONALITEより立体感がある

 

といったように、今後は比較軸を持って語れるようになることでしょう。

 

さらに、TONALITEの核となる「DTAS」は、測定後も数値で微調整が可能なので、単なるイコライザーとは異なり、ボーカルの位置、楽器の広がり、空間の奥行きといった違いを一つのイヤホンで楽しむことも出来ます。

 

その日の気分や楽曲ジャンルに合わせて、“心地良さの振れ幅”を楽しめるのは唯一無二の体験でした。

 

今までのレビュー観や“音質評価”そのものを揺さぶられたTONALITE。イヤホン好きであれば一度は体験してほしい新時代の製品です。