象印スチーム式加湿器「EE-RU35・50」と「EE-MB20」の違いを解説!

「EE-RUシリーズとEE-MB20、どっちが自分に合うの?」
どちらも象印のスチーム式加湿器ですが、実はこの2機種、設計コンセプトがまったく異なります。

EE-RUシリーズはリビング向けの“標準サイズモデル”。
一方、EE-MB20はパーソナルユースを意識した“コンパクト加湿器”です。

この記事では、EE-RU35・50とEE-MB20の違いをスペックと使い勝手の両面から徹底解説。
加湿量・サイズ・運転時間・安全性など、選ぶ前に押さえておきたいポイントをまとめます。

 

EE-RU35・50とEE-MB20の違い

 

比較項目 EE-RU35/EE-RU50 EE-MB20
発売年 2022年モデル(標準タイプ) 2023年モデル(小型タイプ)
本体カラー ブラウン(TA)/ホワイト(WA) ホワイト(WA)/ブラック(BA)
加湿能力 350mL/480mL 200mL/h
適用床面積 木造6〜8畳/洋室10〜13畳 木造3畳/洋室6畳
タンク容量 3.0L/4.0L 1.2L
連続加湿時間 約8〜32時間 約8時間
湿度モニター 湿度ランプ なし
湯沸かし音セーブモード なし なし(静音設計)
明るさ切替 なし なし
安全機能 チャイルドロック・転倒湯もれ防止構造など 転倒時自動オフ・マグネットプラグなど
サイズ 約 幅24×奥行27.5×高さ32.5〜36.5cm 約 幅24×奥行26×高さ27cm
重量 約2.7〜2.9kg 約2.4kg
価格帯(実勢) 約1.3〜1.7万円 約1.2〜1.4万円

 

EE-RU35/EE-RU50のスペック

 

項目 EE-RU35 EE-RU50
発売年 2022年  
本体カラー ブラウン(TA)/ホワイト(WA)  
加湿能力 350mL/h 480mL/h
適用床面積 木造6畳/洋室10畳 木造8畳/洋室13畳
タンク容量 3.0L 4.0L
加湿時間 約8h〜32h 約8h〜32h
湯沸かし音セーブ なし  
明るさ切替 なし  

 

EE-MB20のスペック

項目 内容
発売年 2023年
本体カラー ホワイト(WA)/ブラック(BA)
加湿能力 200mL/h
適用床面積 木造3畳/洋室6畳
タンク容量 1.2L
加湿時間 約8時間
湿度モニター なし
湯沸かし音セーブ なし(静音設計)
サイズ・質量 約24×26×27cm/約2.4kg

 

EE-RUシリーズがおすすめな人

加湿力とタンク容量のバランスに優れ、家族で使う空間にちょうどいいスタンダードモデルです。

 

使い方もシンプルで、湿度ランプを見ながら快適な環境を保てます。
特に次のような人におすすめです。

  • 家族が集まるリビングやダイニングで使いたい人

  • 長時間しっかり加湿したい人

  • 湿度の目安を見ながら運転したい人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

家族が集まるリビングやダイニングで使いたい人

EE-RUシリーズは、最大480mL/hの加湿能力で木造8畳、洋室13畳までしっかり潤せる実力派。

 

広めのリビングやダイニングなど、家族が集まる空間でもムラなく加湿でき、空気の乾燥を感じさせません。

 

フィルター不要で手入れも簡単なので、毎日使ってもストレスがなく、冬の中心的な加湿器として活躍してくれます。

 

長時間しっかり加湿したい人

EE-RUシリーズは、強運転で約8時間、弱運転では最長約32時間の連続加湿が可能です。
たっぷり入る3.0〜4.0Lの大容量タンクを備えているため、就寝中や外出中も給水の手間が少なく、長時間しっかり加湿できます。

 

「一度セットしたら1日中おまかせで潤っていてほしい」──そんな人にぴったりの頼れるモデルです。

 

湿度の目安を見ながら運転したい人

EE-RUシリーズは、本体前面の「湿度ランプ」で部屋の状態をひと目で確認できる設計です。

 

乾燥気味のときはランプが点灯し、適湿になると自動で消灯。

 

数値ではなくシンプルな表示なので、家族みんなが感覚的に使いやすく、加湿しすぎや乾燥しすぎを防ぎながら快適な環境を保てます。

 

EE-MB20がおすすめな人

コンパクトながらもしっかり加湿できる、パーソナル向けのスチーム式加湿器です。
静音性と扱いやすさを両立しており、一人暮らしや在宅ワークにもぴったり。

 

特に次のような人におすすめです。

  • デスクや寝室など小空間を静かに加湿したい人

  • 小型・軽量のスチーム式加湿器を探している人

 

デスクや寝室など小空間を静かに加湿したい人

EE-MB20は、木造3畳・洋室6畳まで対応するコンパクトタイプ。

 

デスク横や寝室のベッドサイドなど、限られたスペースでもしっかり加湿できます。
スチーム式特有の雑菌を抑えた清潔な蒸気で、静かにふんわり潤う──そんな“小空間にちょうどいい静けさ”を実現したモデルです。

 

小型・軽量のスチーム式加湿器を探している人

EE-MB20は、幅24cm・高さ27cmのコンパクトサイズで、重さはわずか約2.4kg。

 

持ち運びもしやすく、使いたい場所にサッと置ける軽量設計。

 

スチーム式の清潔さはそのままに、小型化によって取り回しの良さを実現しており、「できるだけ場所を取らず、気軽に使える加湿器がほしい」という人にぴったりの一台です。

 

まとめ

EE-RUシリーズとEE-MB20は、どちらも象印らしい“清潔スチーム式”を採用していますが、使うシーンがまったく違います。

 

EE-RUシリーズはリビングやダイニングなど、家族が集まる広い空間をしっかり潤す王道モデル。最大480mL/hの加湿力と大容量タンクで、長時間の運転にも頼れる存在です。

 

一方のEE-MB20は、自分専用の“小さな加湿器”を求める人にぴったり。

 

木造3畳・洋室6畳まで対応し、デスクや寝室、ワークスペースなど限られた空間を静かに潤してくれます。小型でもスチーム式ならではの清潔さはそのまま。手軽に置けて扱いやすいのも魅力です。

 

家族全員で使うならEE-RUシリーズ、ひとり時間を快適にしたいならEE-MB20。
どちらを選んでも、“清潔で静かなうるおい”を届けてくれる、象印らしい安心の一台です。