
なんと!
あのPLAUD NOTEに、待望の上位モデル「PLAUD NOTE Pro」が登場しました。
「通話も対面も録音するならPLAUD NOTEがあれば全解決」
そんなユニークなAIレコーダーが、自動モード切替・4マイク構成・AMOLEDディスプレイなどの機能を追加し、更にグレードアップして帰ってきました。
まだ最新モデル「PLAUD NOTE Pro」の実機は手元にありませんが、今回は公式情報と複数の海外メディア・国内SNSレビューをもとに、旧モデル(PLAUD NOTE)とProの違いを徹底的に比較・整理していきたいと思います。
基本スペック比較:ProとNoteの違いを正確に整理
| 項目 | PLAUD NOTE Pro | PLAUD NOTE(従来モデル) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2025年(予約受付中) | 2023年 |
| マイク構成 | 4 MEMS+補助音声センサー(VPU/VCS) | 2 MEMS+VPU |
| モード切替 | 自動デュアルモード | 手動デュアルモード |
| ディスプレイ | 0.95インチ AMOLED(InstantView) | なし |
| 録音距離 | 通常モード:最大約5m エンデュランスモード:約3m |
約2〜3m |
| 連続録音時間 | 通常30時間/エンデュランス最大50時間 | 約30時間 |
| スタンバイ時間 | 最大60日(※公式表記) | 最大60日 |
| ストレージ | 64GB | 64GB |
| バッテリー | 500mAh | 400mAh |
| 通信 | Wi-Fi 2.4/5GHz・BLE 5.4 | Wi-Fi 2.4GHz・BLE 5.2 |
| 重量/サイズ | 約30g/厚さ約0.117インチ(約3mm) | 約30g/厚さ約0.117インチ |
| 価格(公式) | $179(約2.7万円) | 約$159(約2.4万円) |
※すべて公式サイトおよび比較ページ準拠。数値の誤差表記は仕様範囲内。
4マイク+AI収音で「距離」に強くなった

旧PLAUD NOTEの時点で、音質と収音精度はかなり高評価でした。
しかしProでは、マイク構成が2基 → 4基に倍増。
さらに補助センサー(VPU/VCS)が人の声を識別してノイズを抑える「AIビームフォーミング」を活用し、
通常モードで最大約5mまで収音範囲を拡張しました。
これは、講義・会議・イベントなど、
スピーカーから少し離れた距離でもクリアに録れることを意味します。
また、エンデュランスモード(最大3m範囲)では省電力で最大50時間の連続録音も可能。
「距離か、持続か」を選べるのもProの新しい魅力です。
通話⇄対面を自動で切り替える「スマート・デュアルモード」
PLAUD NOTEシリーズ最大の特徴「デュアルモード」が、ついに自動化されました。
旧NOTEでは、
通話録音なら「Call」、
対面会話なら「Talk」──
というように、モードを手動で切り替える必要がありました。
ProではAIがBluetoothや接続状況を判断して、
自動で適切なモードを選択してくれます。
つまり、もう「切り替え忘れで録れてなかった…」という事故が起きにくい。
特にオンライン会議が多いビジネスユーザーにとっては、大きな安心材料です。
小型ディスプレイ「InstantView」で“録れてる安心感”

PLAUD NOTE Proの本体には、
シリーズ初となる0.95インチAMOLEDディスプレイが搭載されました。
この画面には、
録音中かどうか・バッテリー残量・接続状態などが常時表示され、
LEDランプ頼みだった旧モデルよりも視認性が大幅にアップ。
表面素材はGorilla Glassで、質感も向上。
シンプルな黒い金属ボディに、この小さなディスプレイが“プロ機材”らしい雰囲気を演出しています。
「Press-to-Highlight」ボタンでAI議事録を効率化
もうひとつ注目したいのが、ハイライトボタンの新搭載。
録音中にボタンを押すと、そこが“重要箇所”としてマークされ、
AI文字起こしや要約時に「重要発言」として抽出されます。
つまり、会議中に「ここ大事!」と思った瞬間にポチっと押すだけで、
あとから議事録を整理するときに自動的にまとめられる。
録音の“あと処理”をAIと人で分担できる機能です。
これは旧モデルにはなかった大きな使い勝手の向上点。
スタミナ・通信性能もアップ

Proは、バッテリー容量が400mAh → 500mAhに増量。
これにより録音時間の安定性が増し、より長時間運用が可能になりました。
通信性能も向上し、
Wi-Fiは2.4GHz+5GHzデュアルバンド、BluetoothはVer.5.4対応。
クラウド転送やファームウェア更新もスムーズです。
本体のサイズ感はほぼ同じ(約30g・厚さ約3mm)で、
軽さと携帯性を維持したままスペックを底上げしています。
アプリ「PLAUD App 3.0」でAI処理がよりスマートに

Proの登場と同時に、アプリもVer.3.0に進化。
デザインが刷新され、音声データにテキスト・画像・タグを紐付けできるようになりました。
また、PLAUD NOTE Proを購入すると**Starterプラン(月300分のAI文字起こし)**が自動付与されます。
これで、購入直後からAI要約・テキスト化が利用可能。
有料プランに移行すれば、より長時間の会議やインタビューにも対応できます。
PLAUD NOTEの具体的な活用シーン

PLAUD NOTE Proは、ただの「高性能ボイスレコーダー」ではありません。
**「録音の失敗をなくす」「あとで探しやすくする」**という仕組みをデザインした“会話の記録ツール”です。
だからこそ、単に「会議で使える」ではなく、現場の“こういう瞬間”に効くというレベルで見ていくと、Proの良さが一気に実感できます。
自己学習・スピーチ練習

PLAUD NOTE Proは、勉強やプレゼン練習にも活用できます。
自分の話を録音してAI文字起こしを行えば、
「話が長くなりがちな箇所」や「言い換えが多い部分」が見えてきます。
また、ハイライトボタンを使えば「ここは言い方が良かった」と思った瞬間を残せます。
自分の発話分析ツールとしても十分なポテンシャルを持っています。
面接・リモートミーティング

採用面接やオンライン会議では、
「録音ボタンを押したのに通話モードじゃなかった」というミスが起こりがちです。
Proなら、通話アプリ(Zoom/Teams/Google Meetなど)を起動した瞬間に
自動的に通話モードへ切り替わるので、録り逃しのリスクが激減します。
AI文字起こしを使えば、面接の議事録や振り返りもすぐに作成可能。
人事担当者や面接官の“あと仕事”を一段ラクにしてくれます。
ビジネス会議・商談

最近は、オンライン+オフライン混在の「ハイブリッド会議」が当たり前。
このとき厄介なのが、“通話と対面をいちいち切り替える必要”があることです。
旧PLAUD NOTEでは、会議が始まる前にモードを手動で変更する必要がありました。
でもProなら、スマート・デュアルモードが自動で判別。
PCにBluetoothでつないでいれば「通話モード」、
テーブルに置けば「対面モード」に自動で切り替わります。
さらに、会議中に「ここ大事だな」と思ったら、ハイライトボタンを軽く押すだけ。
あとでAIがそこを要約してくれるので、議事録作成も短時間で完結します。
講義・セミナー・研修

大学講義、セミナー、研修会など、広い空間では録音に「距離」がネックになります。
従来モデルでは“教授の声が遠くて小さい”“後方席では雑音が多い”という課題もありました。
Proでは、4つのMEMSマイク+AIビームフォーミングで最大約5mの距離をカバー。
しかも360度全方向をAIが解析し、声だけを抽出するため、
講師の声も、受講者の質問も、どちらも明瞭に残すことができます。
録音後はApp 3.0で要約・検索・タグ整理まで可能。
「この講義の要点だけをあとで読み返したい」という使い方にもピッタリです。
取材・インタビュー

記者・ライター・YouTuberなど、インタビューを行う人にとってもPLAUD NOTE Proは強い味方。
取材中に**“重要発言”をリアルタイムでタグ付け**できるので、
「あとでどこが本題だったっけ?」と録音を全再生する必要がなくなります。
また、録音時にInstantViewディスプレイで録音状態が見えるのも安心ポイント。
録音ミスを防ぎ、現場の集中力を削がない設計です。
家庭・趣味・日常のメモにも

Proは約30g、厚さ約3mmの超薄型。
ポケットやノートPCの裏にMagSafeでペタッと貼り付けておけば、
「家族との会話」「日々のアイデア」「ひらめきのメモ」もすぐ残せます。
App 3.0では音声と一緒にテキストメモや写真を追加できるので、
日記やアイデアノート的な使い方にも向いています。
まとめ:PLAUD NOTE Proは“録音の完成形”を目指した進化モデル

PLAUD NOTE Proは、これまでのPLAUD NOTEの使いやすさをそのままに、
操作レス化・高感度化・可視化という3つの方向で確実に進化しています。
-
4マイク+AI収音で遠距離や雑音のある環境でもクリアに録音
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自動デュアルモードで通話と対面の切り替えを完全に自動化
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0.95インチAMOLEDディスプレイで録音状況を“見える化”
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ハイライトボタンで会議や講義の要点をすぐマーク
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App 3.0によるAI要約・タグ整理で、録音後の“あと処理”もスマートに
どの進化も「現場でのミスや手間を減らす」方向に設計されており、
まさに**“録音体験そのものを快適にする”次世代モデル**といえるでしょう。
特に、旧NOTEを使っていた人にとっては、
「切り替え忘れ」「録音できているか分からない」「音が遠い」といった悩みを解消してくれる存在です。
この完成度なら、+$20の価格差も納得感があります。
今回はまだ実機が手元にないため、
この記事は**スペックと各種レビュー情報をもとにした“先読みレビュー”**です。
しかし、ここまで仕様が練り上げられていると、
実際にどれほど音が良く、AIがどこまで精度高く動くのか──
それを早くこの手で試したくなります。
もしレビュー用の実機を入手できたら、
「収音距離の実測」「通話と対面の自動切替の精度」「AI要約の実力」などを中心に、
実地テスト版の記事として追って更新する予定です。
そのときはぜひまた「スペック図鑑」で詳しくお伝えします。
PLAUD NOTE Proは、今後のAIレコーダーの基準になりそうな1台です。