
今年も加湿器の活躍する季節がやってきましたね!
乾燥する冬に欠かせないアイテムといえば、やっぱり加湿器ですが、その中でも毎年なぜか大人気なのが「象印のスチーム式加湿器」。
そんな大人気の象印シリーズは「清潔で安心」「お手入れが簡単」と評判なのですが、今年の2025年も、待望の最新モデルとなるEE-DF35/EE-DF50が登場しました!
昨年2024年モデルのEE-DE35/EE-DE50と比べて何が変わったのか?
使いやすさや安全性、デザインなど、細かなポイントまで徹底チェックしていきます。
この記事では、
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なぜ象印の加湿器が人気なのか
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新旧モデルの違いと選び方
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どんな人におすすめなのか
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長く使うためのお手入れ方法
この4つを中心に、わかりやすくまとめています。
これから象印の加湿器を買おうと思っている方も、すでに持っている方も、ぜひチェックしてみてくださいね!
象印の加湿器が人気な理由

加湿器といえば、いまや様々なメーカーから発売されていますが、その中でも特に高い人気を誇っているのが象印のスチーム式加湿器。
お湯を沸かして加湿するシンプルな設計を採用したモデルで、「ただのポットじゃん?」と突っ込まれることが多い見た目をしているのですが、実はこの、ただのポットのような方式こそが、清潔で安心、しかも加湿力がしっかりしている理由とされています。
ここでは、そんな象印加湿器が支持されている人気のポイントを3つにまとめたのでそれぞれ詳しく見ていきましょう。
スチーム式で清潔&パワフル加湿

象印の加湿器が「スチーム式」を採用しているのは、何よりも 清潔さと加湿力のバランスを重視しているからと言われています。
スチーム式とは、その名の通り「水を一度しっかり沸騰させてから蒸気を出す方式」。沸騰させることで水の中の雑菌をしっかり除菌でき、
空気中に清潔な蒸気だけを送り出してくれます。
一方で、本体価格が安価で販売されている「超音波式の加湿器」では、水をそのまま細かい霧にして放出する仕組みのため、タンク内で増殖した雑菌やカビを室内に放出する環境リスクが伴います。
その点、象印のスチーム式は「お湯を沸かして加湿する」構造なので、清潔な蒸気で安心して使えるのが最大の魅力。とくに小さな子どもや高齢者のいる家庭でも、衛生面を気にせず毎日快適に使えるのが支持されている理由です。
フィルター不要でお手入れがラク

加湿器選びで意外と面倒なのが、貯水タンク内やフィルターの掃除。
使用し始めて2週間後にはタンク内にヌメリが出来たりしますが、これは見るだけでは気づきにくい汚れ。そのまま使い続けると「気づいたらカビが…」。このような問題から結局は「掃除が大変で使わなくなった」という声も少なくありません。
その点、象印の加湿器はとてもシンプル。
ポットのようにフィルター自体が存在しない構造になっているので、フィルターの交換や細かい部品洗いが不要なんです。
使い方は簡単で、水を入れてスイッチを押すだけ。
沸騰させたお湯の蒸気で加湿する仕組みなので、タンクや容器を軽くすすぐだけで、清潔さを保てます。
また、内側はフッ素加工が施されており、水アカや汚れが付きにくいのもポイント。
定期的にクエン酸洗浄をすれば、長期間きれいな状態をキープできます。
手入れが面倒な加湿器が多い中、「掃除の手軽さ」と「清潔さ」を両立しているのが象印スチーム式加湿器の最大の魅力といえるでしょう。
安心安全のやさしい設計

スチーム式加湿器というと「熱い蒸気が危ないのでは?」と心配される方もいますよね。
象印の加湿器では、吹き出し口の蒸気温度を 約65℃ に抑えることで、高温になりすぎず安全に使えるよう設計されています。さらに、チャイルドロック や 転倒湯もれ防止構造 など、万が一のときも安心な安全機能をしっかり搭載。
ふたのロックもしっかりしており、誤操作や転倒時の湯もれを防ぎます。
とはいえ、蒸気口は熱をもつため、
子どもやペットの手が届かない場所に設置するのが基本。
安全設計と正しい使い方、この2つを守れば、毎日安心して使えるスチーム式加湿器です。
そもそも加湿器があるメリット

そもそも「加湿器って本当に必要?」
そう感じている方も多いかもしれません。
冬に暖房をつけると、室内の湿度は 30%以下まで低下することが多く、これは冬場の乾燥した空気に合わせて、エアコンの温風やストーブの熱でさらに水分が奪われるためです。
その結果、のどや肌が乾燥して風邪をひきやすくなったり、静電気やホコリの舞い上がりが増えたりと体にも環境にも影響が出てしまいます。
加湿器は、そんな乾燥トラブルを防ぐための基本アイテム。
ここでは、加湿器を使うことで得られる主なメリットを3つのポイントに分けて紹介していきます。
冬の乾燥対策で健康を守る

湿度が40%を切ると、のどや鼻の粘膜が乾燥してウイルスや菌が体に入りやすい状態になってしまうのはご存じでしたか?
そのため、健康状態を維持するためには加湿器を使って湿度を 50〜60%程度 に保つことがとても大切なんです。これは、風邪やインフルエンザの予防にも効果的な湿度とされています。
また、適度な湿度があると、のどのイガイガや咳が軽減されるほか、肌の乾燥やかゆみも防げるので、お肌の悩みもまとめてケアできるように。
「風邪をひきやすい」「朝起きるとのどが痛い」
そんな人こそ、加湿器をひとつ置くだけで体の調子がぐっと変わることでしょう。
快適な湿度で空気を整える

加湿器の役割は、アナタの健康を守るだけではありません。
実は、部屋の物の寿命にも大きく関わってると言われています。
湿度が低いと、静電気が発生しやすくなったり家具やフローリングは乾燥によるひび割れを引き起こす可能性もあります。
少し大げさかもしれませんが、実際に静電気によって家電製品が故障することもありますし、木材は湿度の影響を受けやすいので、ひび割れがイメージできない人は、逆に梅雨場のカビによる腐敗した木材は見たことあるでしょう。
夏場に外で晒されている洗濯ばさみやプラスチック類は紫外線によって劣化し壊れやすくなりますが、このように湿度が低くなりすぎると、私たちには見えない世界で様々の物はダメージを受けることになるのです。
象印加湿器、新旧モデルの違い

機能・性能は共通(スペック差なし)
象印のスチーム式加湿器は、毎年秋ごろに新モデルが登場しています。
2024年に発売されたのが EE-DE35/EE-DE50、
そして2025年には後継となる EE-DF35/EE-DF50 が登場しました。
「新しい型番になって、どこが変わったの?」と気になるところですが、実はこの2シリーズ、性能や基本機能はまったく同じ です。
加湿能力・タンク容量・安全設計・湿度センサーの制御など、主要スペックはすべて共通で、使い勝手も変わりません。
型番が「DE → DF」に変わったのと、カラー・デザインが若干変化したくらいでしょうか。購入時は在庫や価格、カラーの好みで選んで問題ありません。
デザイン・カラーのわずかな変更
EE-DEシリーズとEE-DFシリーズの見た目はほとんど同じですが、細部を比べてみると、わずかに印象が変わっています。
本体カラーはどちらも ホワイト(WA) と グレー(HA) の2色展開ですが、2025年モデルのEE-DFシリーズは、より落ち着いたマット調の質感になり、リビングや寝室など、どんなインテリアにも馴染みやすいデザインに。
また、操作パネルやロゴの配置もわずかに調整されており、全体的にスッキリとした印象に仕上がっています。
性能や機能に違いはありませんが、
「よりシンプルで生活空間になじむデザインに整えた」──
これがEE-DFシリーズの小さな進化ポイントといえるでしょう。
以下に各モデルの商品リンクは掲載しておきますので、それぞれ価格を見比べながらどちらを購入するか決めるのをお勧めします。
【EE-DF35】
【EE-DE35】