床の雑巾がけや、台拭きでテーブルを清掃した後、食事中に衣類を汚してしまった時って洗濯機をまわす程ではないけど汚れた物をしっかり洗いたいと感じた事ありませんか?
手洗いだと衣類を痛めてしまうのではないかと心配ですし、いちいち自分で手洗いしに行くのもかなり面倒でしょう。
今回ご紹介する「超音波洗浄機 Sonic Soak」はこんな時に大活躍するアイテムとなり、汚れた物をバケツや桶に水と一緒に入れておくだけでキレイにしてしまう優れもの。
Sonic Soakはクラウドファンディングにて大ヒットした商品なのですが、現在は一般販売も行われていますので実際に購入した方の口コミをなどを参考にデメリットやオススメポイントを調査したいと思います。
是非とも購入の参考にしてみてください!
目次
当記事の画像はクラウドファンディングMakuakeプロジェクトページより一部引用しています。
超音波の力で汚れを落とすSonic Soakとは?
昔から超音波の力を活用してメガネの汚れを洗浄してくれる製品は販売されていましたが、箱型の容器に水を溜めてメガネを入れる設計が主流でした。
この設計だとメガネやアクセサリー類といった小物は洗浄する事ができますが、衣類や食器類はサイズ的に入らない事から、もちろん洗う事ができません。
Sonic Soakは今までの超音波洗浄機の概念を覆した製品となり、機器本体を水中に入れ込んで超音波を発生させる画期的な商品。
バケツや桶に水を溜めて、洗いたい物を入れてしまえば後はSonic Soakを突っ込むだけで超音波洗浄機完了という訳です。
水を張った環境と、電源コンセントがあれば何処でも好きな場所で使用する事が可能なので、利便性が非常に高い洗浄グッズとして大活躍することでしょう!
超音波なら様々な物を洗っても傷つけにくい
汚れた衣類を手洗いする場合、ゴシゴシと揉み洗いするため繊維が傷んでしまわないか不安になったことありませんか?
超音波での洗浄なら微細な泡が弾けるパワーを活用して汚れを落とすので、衣類が擦れて傷んでしまう心配とありません!
さらに洗浄出来るものは衣類に限らず「歯ブラシ・腕時計・メイクブラシ・食器類・くだもの」など幅広く洗うことができますので衛生的に気になるものはSonic Soakで気軽に洗浄してみてはいかがでしょうか。
小型なので使用できる場所の自由度が高い
Sonic Soakは超音波を発生させる先端部が、長さ7cm×直径3.5cmしかありませんので、このサイズが入る水受けを準備出来ればコンセントを差し込むだけで直ぐにでも使い始める事ができます。
※水受け最大水量4L程度
本体がコンパクトかつ軽量なことから、出張や旅行にも持って行きやすく様々なシーンで活躍してくれるアイテムとなることでしょう。
クラウドファンディングで大ヒットした商品だった
Sonic Soakはクラウドファンディングでプロジェクト(先行販売)が開始された珍しい商品となります。
上記画像を見て分かるようにサポーター(購入者)が6500人以上もいらっしゃり、応援購入総額は1億円にも上った大ヒットプロジェクトだったんですね。
2018年6月頃に行われたプロジェクトのため、2022年現在からすると4年以上も前のプロジェクトになりますが、こんなにも購入者が多いプロジェクトは非常に珍しいと言えるでしょう。
スペック図鑑にて別記事で取り上げたSupwell超音波洗浄器でも購入者は500人程だったので10倍以上も違いがある事により多くの方に注目されたというスゴさが伝わってきます。
今となってはAmazonで購入する事ができるようになっていますので、下記リンクより商品ページをチェックしてみるのも良いですし、購入された方の口コミをスペック図鑑にてまとめていますので確認したい場合は、そのまま読み進めてください。
Sonic Soakの口コミを確認してみよう!
引用元:Amazonページ
口コミに関してはAmazonの日本正規品と記載がされた購入ページを参考にさせて頂きました。
良い口コミ、悪い口コミをそれぞれまとめましたので参考にしてみてください。
□良い口コミ
- 洗える物が多く使い勝手が良い
- 出先でも手洗いしなくて良くなる
- 容器のサイズを気にせず洗える
容器のサイズを気にせずに洗浄できる
思っていたより利用価値あり。眼鏡、入歯には洗浄力満点。野菜は、小さめのボールで360秒。水が少々濁り、汚れの落ちたことが分かる。
醤油汚れなど繊維の中に入った手洗いで落とすのが難しい汚れも、ぬるま湯、洗剤、一番効く場所、マックスパワーなら落とせる。
ただ、過去の定着した汚れは完全には落としきれませんでした。また、布の汚れ以外でも、野菜、工具、食器、おもちゃなど、様々なものに使える点も素晴らしい。
メガネや時計の金属バンド、宝石類を洗浄するのには性能的には全く問題ありません。
少ない洗剤で5分間ほど水に漬けておくだけで洗濯が出来てしまいます。
手で揉まなくても良いので手荒れせずに済むのがありがたいです。
【落ちたもの】※参考例
墨汁、醤油、水性塗料、めがねの汚れ
□悪い口コミ
- 泥汚れは落ちませんでした
- 電源コードが短い
- ボタン同時押しなど分かりにくく操作しにくい
- 振動数変更が目視で確認出来ず運転音で判断するしかない
野球のユニフォームをこすらずに落とせるかと期待していましたが、泥汚れは落ちませんでした。
ケーブルの長さは1mくらい。
洗面器を利用しようと風呂場付近で使いたい人がいることを考えると
もう少し長くても良いのではないか。
使用してみて使い難く感じた点は、振動数変更が感覚でしか行えない事でしょうか。
振動数を液晶に数値で表示してくれると非常にわかりやすいので
新型では改善を期待したいです。
【落ちなかった物】※参考例
マジック等の油性塗料、金属のサビ、衣類の模様、泥汚れ、油汚れ
口コミから分かるSonic Soakのデメリット
- 過度の汚れ落ちに期待するのは禁物
- 電源コードは短いことから対策を
- 超音波パワーの操作は慣れが必要
1.過度の汚れ落ちに期待するのは禁物
Sonic Soakの口コミで多かった意見としては「思ったより汚れが落ちなかった。」という内容の記載となりました。
超音波で汚れを落とす際に、何でもキレイにできるのではないか?このような期待から購入している方が多いようで、泥汚れや油汚れに関しては思ったようにキレイにする事ができずに期待によりハードルが上がっていた分ガッカリしたような記載が目立ちました。
口コミを調査した結果、Sonic Soakには得意としている汚れや、苦手としている汚れがあるように感じたので理解しておく事が必要になるでしょう。
食事中にこぼして衣類に付着した醤油汚れや、金属類の汚れには効果的なようで高評価を示す意見は多く見受けられました。
反して、泥汚れや油汚れサビなどはSonic Soakでの洗浄で落とすことは難しそうなので覚えておくようにしましょう!
2.電源コードは短いことから対策を
Sonic Soakの電源コードは長さ1m~1.3m程度になるようですが、使用場所が水周りになることもありコードの長さが短いとの口コミも多く見られました。
特に洗うものの大きさによっては、お風呂場まで持っていき洗いたいとの意見もあり1mでは足りないので延長コードが必須になるとしていました。
確かに延長コードがあれば好きなだけ長さを伸ばして使用範囲を広げる事ができますが、お風呂場などの水周りに持って行く場合は、つなぎ目部分等からの感電に細心の注意を払い対応するようにしてください。
3.超音波パワーの操作は慣れが必要
超音波のパワーは多段階性になっていることから、アダプタ側の本体から操作して超音波のパワー調節を行う仕組みとなっています。
この段階調節がモニターなどに現在パワーが何段階目と表示がされないことから、調整できているのか分からない、現状どれくらいのパワーになっているのか把握出来ないとの口コミも確認できました。
現段階のパワー確認は、本体の運転音の大きさや振動の強さで感覚的にチェックする対応となるようなので、操作性に不満を感じる可能性はあるのかもしれませんね。
口コミから分かるSonic Soakのオススメポイント
- 好きな容器で自由に洗浄ができる
- 出先でも手洗いしなくて良くなる
- 様々なアイテムを洗うことができる
口コミから分かったSonic Soakのオススメポイントは、やはり自由度高く洗い場の確保が出来ること、旅行中や出張のような出先でも気軽に使えて、様々な物を洗浄できる事となりました。
頑固な汚れを落としたい!という要望ではなく、
手洗いするのが面倒な道具や、刺激を与えて洗いたくないデリケートな衣類、食事中のアクシデントに見舞われた際の対処としてSonic Soakが家庭にあれば非常に便利な洗浄グッズとして活躍できるのではないかとスペック図鑑では口コミを調査した結果から分かりました。
小型なデバイスになることから収納にも困りにくいので、いざと言う時の1台として購入しておくのもいいかもしれませんね!
他社の超音波洗浄機と比較
超音波洗濯機はまだまだ種類が少ない家電製品となりますので比較するのは難しいでしょう。
スペック図鑑では偶然にも過去記事にてSupwellの超音波洗浄器を取り上げていましたので、Sonic Soakとの違いを比較してみたいと思います。
Supwellの超音波洗浄器とSonic Soakを比較
Supwellの超音波洗浄器はSonic Soak同様にクラウドファンディングにてプロジェクトが行われた商品となります。
Sonic Soakと性能差はほとんどないように感じられますが、洗浄する水量は最大4Lと5Lというように記載が異なっていました。
対応水量の多い方がパワーが強いと考えてしまいそうですが、同じ基準で定められた最大水量ではありませんのでどちらの力が強いのかは判断が難しいポイントになるでしょう。
目に見えて違うポイントとしてはタイマー機能の時間設定が異なる点となり、Sonic Soakの方が短い時間設定が多いので、短時間の洗浄をする機会が多い場合はメリットになるかと思われます。
まとめ
洗いたい物を超音波洗浄機に入れるのではなく、超音波洗浄機を水中に入れて洗浄する画期的な商品「Sonic Soak」の口コミを調査し、デメリットやオススメポイントをご紹介してきましたがどうだったでしょうか?
スペック図鑑にて口コミを調査した結果
好きな場所で様々な物を気軽に洗浄出来る便利な一面があるものの、頑固な油汚れや泥汚れを落とす事は難しいことから洗浄力に対して過度な期待は禁物という結論に至りました。
Sonic Soakが家庭にあることで、醤油を洋服にこぼしてしまったアクシデントが発生しても冷静に対処が出来るようになりますし
果物やメイクブラシなど地味に洗うのが面倒くさい物でも、気軽に簡単に洗うことができます。
本体サイズも非常にコンパクトな製品となりますので、購入して使わない時でも収納スペースを取らず邪魔にもなりにくいメリットがあるでしょう。
Supwellの超音波洗浄器とも比較を行いましたが、性能表だけで見るとSupwellの方が後に販売されている製品という事だけありスペックは高そうでした。
しかしユーザーの口コミがまだ全く確認できない商品となりますので、どちらを選ぶか悩んでいらっしゃる場合は「口コミがある安心感・性能が高い最新モデル」を天秤に掛けて購入するようにしてみましょう。