低温調理器で有名なメーカーと言えばBONIQ(ボニーク)を考える方が多いのではないかと思いますが、今回なんとボニークから最新モデルがクラウドファンディングファンディングにてプロジェクトを開始しています。
2020年12月に販売がスタートした人気の低温調理器BONIQ2.0も実はクラウドファンディングにて2020年9月にプロジェクトが開始された製品だったのでスペック図鑑はこの事を知らず驚きました。
スペック図鑑の当記事ではBONIQの最新モデル「BONIQ Pro2」の基本的な概要と、BONIQ旧モデル「BONIQ Pro」、他社製品の比較をまとめます。
これから低温調理を作ってみたい!と考えている方や、もっと使い勝手の良い低温調理器を探している方は是非とも参考にしてください。
目次
※当記事の画像は一部Makake公式サイトのBONIQPro2プロジェクトページより引用しています。
ボニークの低温調理器BONIQPro2とは
BONIQPro2は「株式会社 葉山社中」という日本のメーカーが開発を行った低温調理器です。
ボニークは低温調理器を過去に「BONIQ」「BONIQPro」「BONIQ2.0」と複数の商品展開をしており、どれも超人気の大ヒット製品として低温調理器界に知名度を広げました。
今作のBONIQPro2は「所作の改善」と「質感の向上」が進化したテーマとなっているようです。
また性能の向上だけでなくヨーロッパで有名なデザイン賞も2つ受賞しており、キッチンに置くと気分が上がるスタイリッシュな仕上りもBONIQを欲しくなるポイントになるでしょう!
前作との違いを確認しておこう!
前作のBONIQPro(2020年1月)と、新作のBONIQPro2は何が変わったのか違いを比較してみましょう。
Makuake公式サイトでは
- ロータリースイッチ搭載
- 脱着可能ケーブル
- 脱着式ワンハンドクリップ
- デザイン性改善
- 質感の改善
- 0.69inch OLED ディスプレイ搭載
- 新しいCPU搭載
- オリジナルアプリ
- 内部も見直して一新
9項目もの進化・仕様変更したことを記載しており、様々な観点からより良く改良した事が読み取れます。
スペック図鑑として素晴らしいと感じた進化ポイントは、項目1,2,3の「ロータリースイッチ搭載」「脱着可能ケーブル」「脱着式ワンハンドクリップ」です。
1.ロータリースイッチ搭載
調理時の設定温度を決める際に本体上部にあるロータリースイッチを左右に回すだけで設定温度を変更する事ができます。
前作のBONIQProではタッチパネルを押して温度を変える仕様だったので、何回もタッチする必要がありました。※長押しでも高速に温度変更が可能でしたが少し面倒でした。
2.脱着可能ケーブル
電源コードが取り外せるように改善されたことで収納がしやすくなりました。
調理時に謝って電源コードに引っかかったとしても電源コードが外れるため大惨事になる事を防ぐ事もできるでしょう。
3.脱着式ワンハンドクリップ
今まではボニークを鍋に設置する際は両手で作業する必要がありましたが、ワンハンドクリップ設計により片手で対応できるように改良されました。
鍋から取り外す時も同様で、片手でクリップを握るだけで収納できるので非常にありがたい進化ポイントとなるでしょう。
BONIQPro2があれば出来ること
BONIQPro2は最大1200Wのパワーを備えているので、20Lもの湯煎に対応しています。
他社メーカーは水量が多くても15L前後なので5Lも調理時水量に余裕を持たせることができるようになるでしょう。
また調理時はワンハンドクリップで鍋に安全に取り付けができ、コードも着脱式に変更されたので収納しやすく万が一コードに引っかかっても大惨事になる事を防げます。
低温調理の楽しみ方が分からない場合でもボニークの公式サイトに専用レシピが1000種類近くも掲載されていますので、あなたの気分に合わせた料理を見つけて楽しむことも出来るでしょう!
レシピ | BONIQ(ボニーク)公式低温調理レシピサイト
クラウドファンディングMakuakeにて購入可能!
BONIQProから進化したBONIQPro2は現在クラウドファンディングのMakuakeにてプロジェクト中になる製品で、まだ市場での一般販売は行われておりません。
低温調理器が欲しかったけど、この記事を読んでBONIQPro2を購入したくなった!ということであれば下記リンクのMakuake公式サイトから応援購入をしましょう!
低温調理器 BONIQ Pro2|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス
6月6日時点すでに4490人のサポーター(応援購入数)がBONIQPro2を購入しており、97,495,000円もの応援購入総額を達成している大ヒットプロジェクトとなりますので、それだけ期待されている製品と言うことが分かります。
本体価格は33,000円となり、通常ならBONIQPro2本体だけの購入価格になるようですがMakuakeプロジェクト中ならドッキング式システムコンテナ7Lもセットで価格は33,000円で購入できます。
コンテナがあると「ほったらかし」で色々な料理を同時つくれるようになるので、是非とも常備しておきたいアイテムとなるでしょう。
BONIQPro2のオススメポイント
BONIQPro2一番のオススメポイントは使用者の気持ちを徹底的に考え抜いた「使いやすさ」にあります。
前作のBONIQProから何が変わったのか違いを解説しましたが、ユーザーが不満に感じていた扱いにくいポイントを、より使いやすく改善していることが印象的な内容でした。
実際に商品を使い込んでみなければ分からないような一般消費者の「気づき」を、細かいところまで追求し拘り抜く姿勢が、日本メーカーの鏡だと開発経緯を読んで筆者は感激してしまいました。
ここまで細かい部分を追求できるのは、既に低温調理器としての役割(低温調理で美味しい食材を作る)が前作BONIQProから完成系といえるレベルにあるからこそ実現できた事と言えるでしょう。
BONIQPro2を購入すれば食材が美味しく出来上がる事はもちろん、使い勝手も隅々まで拘り抜かれた非の打ち所がない低温調理器になるかと思います。
アイリスオーヤマ低温調理器と比較
スペック図鑑の独自調査だと、低温調理器界ではボニークの次にアイリスオーヤマが人気の商品ではないかとGoogleの検索回数から推測をしています。
現にアイリスオーヤマの低温調理器は低価格で購入できるにも関わらず、食材の仕上がりに満足する声が多いオススメできる製品には間違いがありません。
アイリスオーヤマで現在販売されている低温調理器2機種をBONIQPro2と比較して、ご自身の用途に合わせた商品を購入出来るようにしましょう!
□LTC-02とBONIQPro2の比較
アイリスオーヤマのコンパクトモデルとして販売されているLTC-02は本体重量が900gとBONIQPro2よりも軽量な低温調理器となります。
本体サイズはほとんど変わりませんが、消費電力(パワー)に大きな性能差がある事が比較することで分かるでしょう。
同時に複数食材の調理を希望するのであれば、BONIQPro2をオススメしますが1人分や食材単品を調理できれば十分との場合はアイリスオーヤマのLTC-02が本体価格1万3千円前後と安価で購入できます。
□LTC-01とBONIQPro2の比較
アイリスオーヤマのパワータイプとして販売されているLTC-01はLTC-02から消費電力が800W→1000Wにグレードアップしている事が分かります。
BONIQPro2と比較した場合、総合的にLTC-01の方がスペックは劣ります。
しかし本体価格は1万円前後とかなり低価格設定となるため、とりあえず低温調理をしてみたい!と考える方にオススメできるような製品かもしれません。
コードの長さ1mは結構短いので調理場所とコンセントの位置は事前に確認しておきましょう。
ボニーク公式サイトで豊富なメニューが楽しめる
ボニーク低温調理器のいい所は公式サイトに1000近くもの専用レシピが掲載されている点です。
低温調理は高すぎない温度でじっくりと火を通すんでしょ?って事までは簡単にイメージ出来るんですけど
実際に調理しようと試みても、何をどのように調理すればいいのか悩んでしまう方は多い事でしょう。
ボニーク公式サイトの専用レシピなら、低温調理器という枠組みではなくBONIQPro2専用の手順が記載されていますので、加熱時間や加熱温度など書いてある通りに調理を楽しめます!
まとめ
低温調理器の大人気シリーズBONIQから新しく登場した「BONIQPro2」を紹介してきましたがどうだったでしょうか?
前作のBONIQProから、低温調理で作った食材の完成度は非常に評価が高く、消費者が充分に満足できる製品だったのではないかとスペック図鑑では感じていました。
新作のBONIQPro2では、ユーザーがより使いやすく、より美しいデザインをさらに追求しており、実際に使用するユーザーの事を考えて、隅々まで妥協することなく作り込まれた製品クオリティの高さに日本メーカーの素晴らしさを改めて思い知らされました。
低温調理は時間を掛けて食材を美味しく完成させる調理方法なので、どうせなら1度で沢山の食材を調理したいですし、少しでも使いやすくて安全なモデルを使いたいですよね。
BONIQPro2はこのような要望でも叶えてくれる理想の低温調理器になるのではないかと思います!
現在クラウドファンディングのMakuakeにてのみ応援購入ができますので、是非ともチェックしておくようにしてください。