洗濯機が脱水するときの音ってガタガタ揺れてめちゃくちゃうるさくありませんか?
場合によっては洗濯機と別の部屋にいても騒音に悩まされていたり、近所迷惑になっているのではないかと日々ストレスに感じている方もいらっしゃる事でしょう。
洗濯機の運転音は足場に「防音マット」を設置する事で低減できる可能性もありますし、うるさい運転音がどれくらいか知ることで新しい洗濯機を検討する判断材料にもなります。
オススメの防音マットや、運転音が小さい洗濯機のランキングもまとめていますので参考にしてください。
目次
うるさい洗濯機は先ず音を測定してみよう!
洗濯機がうるさいと悩んでいても、そもそも「うるさい洗濯機」ってどれくらいの運転音なのかを先ずは知る必要があります。
洗濯機の運転音は洗濯時よりも、脱水時が一番うるさいとされていますので脱水時の運転音を判断基準にしてください。
洗濯機の脱水音はdB(デシベル)での表記がされていますが、一般的には40db~50dB前後で性能表には記載されています。
スペック図鑑では実際に洗濯機の運転音を測定してから対策する事をオススメしていますので、アプリ検索で「デシベル」と調べ無料のアプリをインストールし先ずは洗濯機の運転音を計測してみるようにしてみましょう。
55dB以上なら「うるさい」認定
スマートフォンの種類や使用するアプリにもよりますが、ご自身で運転音を計測して55dBを越えるようであれば体感しているように「うるさい洗濯機」として認定して問題ないでしょう。
ちなみに近所迷惑とされている騒音の基準値は、昼間で55dB以上、夜間で45dB以上とされています。
※環境省「騒音の環境基準」より
実際に洗濯機メーカーから販売されている製品でも、ハイスペックモデルだと45db以下。低コストモデルだと45dB~55dB前後といったように、安い洗濯機になるほど「うるさい」と感じる洗濯機の割合が増える傾向にあるのが現実です。
ご自身のスマートフォンで運転音を測定する場合、大きく数値が異なる可能背がありますので55dBを目安に「うるさい」認定をしてみるようにしてみましょう。
洗濯機うるさい時の要因
洗濯機がうるさいと感じる場合は対処方法が何点かありますので、一度目を通して対策できる項目があれば実践してみるようにしてみましょう。
洗濯物の入れすぎ
洗濯物を洗う行程は洗濯機の中で遠心力をかけ、洗濯槽の凹凸でこすり洗いを行う事が一般的です。
投入している洗濯物の量が多すぎると遠心力が掛かりすぎ、本体の揺れに繋がります。
この際にガタガタと揺れて騒音が発生することになるのですが、洗濯機本体の故障にも繋がりやすい使い方なので注意する必要があるでしょう。
洗濯機はモデルごとに洗濯容量が決まっていますが、最大洗濯容量の8割程度で洗浄をすることがオススメになります。
洗濯物の偏り
洗濯ネットに大量に衣類を入れたり、毛布やシーツと普通の衣類を同時に洗うと「脱水時」に大きな偏りが発生し洗濯機が揺れる原因に繋がります。
特に厚手の衣類や、水を良く吸収する素材の物はかなりの重量になり洗濯機が故障する可能性も考えられます。
洗濯ネットを使用する際は入れすぎに注意し、毛布やシーツで騒音が気になる場合はコインランドリーでの洗濯を検討するようにしましょう。
洗濯機が傾いている
洗濯機は水平な床に設置することが重要で、傾いた環境に置かれていたり、床が柔らかく不安定な環境だと騒音の原因となります。
洗濯機が水平に設置されているかの確認は簡単で、洗濯機の上部付近に「水準器」という計測できるパーツが備わっています。
水準器は円形の部品になりますが、気泡が真ん中に浮いているはずです。これが真ん中意外の位置にずれていたら傾いている状態となりますので設置し直すようにしましょう。
排水ホースが汚れている
洗濯機は脱水前に排水ホースから洗濯槽の水を排出します。
脱水時に洗濯槽に水が残っていると、騒音の原因となったり故障の原因にもなりかねません。
脱水時に排水が上手く行かない理由としては、排水ホースが汚れで詰まっていることがほとんどなので、このような場合は排水ホースの清掃か、排水ホースの取り替えを行うようにしましょう。
防音マットはうるさい洗濯機に効果的
洗濯機のうるさい要因を確認して、改善してみたものの騒音に変化がなかった場合は、使用している洗濯機そのものが、運転音のうるさい設計になっているため致し方ありません。
このような場合には別売の製品を購入することでの対策をオススメしており、洗濯機の足場に「防音マット」を備え付ける事が「うるさい洗濯機」には効果的だとスペック図鑑では推奨しております。
防音マットを洗濯機の足場に設置する事で、騒音レベルや振動を20%近く低減できる製品が多く
55dBの洗濯機だとしたら、11dBの低減に繋がり44dBまで騒音レベルを下げる事が出来ると製品情報では判断できます。
スペック図鑑がオススメする「防音マット」は購入者も口コミも非常に多く、信頼性のある商品となっていますので安心して購入を検討してみるといいでしょう。
取り付けには最新の注意を!
洗濯機の防音マットは基本的に、洗濯機を購入するタイミングと一緒にまとめ買いをして設置業者の片に防音マットも取り付けてもらう事が一緒的です。
そのため、洗濯機がうるさいから防音マットを購入しようと考えている状況であれば
すでに設置されている洗濯機に自分で防音マットを取り付ける必要がある訳なのです。
洗濯容量が5kg前後の小型洗濯機を使用中だったり、力に自慢のある方なら1人で出来るのかもしれませんが基本的には、ご自身での防音マット取り付けはオススメしませんので本当にご注意ください。
新しい洗濯機の購入も検討してみよう
現在使用している洗濯機が購入してから5年以上経過していたり、防音マット+設置費用が高いと感じた場合は洗濯機そのものを買い替える事も検討してみるといいでしょう。
家電製品の寿命は7年前後とされているため、購入から5年も経過していれば十分に長持ちしていますし、音が静かな洗濯機は6万円くらいの費用で購入は可能になってきます。
防音マットと業者に設置をお願いして3万円近くの費用が負担になるのであれば、思いきって静音性の高いモデルにチェンジすることも悩みを解消できる一つの方法となるはずです。
洗濯機の音がうるさいと感じる基準
洗濯機がうるさいと思う感覚は人によって様々ですし、住宅環境によっても異なることでしょう。
「うるさい」認定で先述したように一般的には昼間で55dB、夜間で45dBが近所迷惑になる基準となっていますので、この数値を越える場合は間違いなくうるさい洗濯機だと判断していいかと思います。
さらに近所迷惑になる数値で上記は記載をしていますので、同じ室内環境にいる洗濯機の持ち主がうるさくないと感じる為には運転音の基準をもっと下げる必要がありるでしょう。
スペック図鑑では新しい洗濯機の購入をする際に「うるさくない洗濯機」を求めるのであれば、性能表に脱水時の音が40dBを下回るモデルの購入をオススメさせて頂きます。
運転音が静かな洗濯機ランキングまとめ
洗濯機の運転音が40dB以下となっている各メーカーの洗濯機をランキング形式でまとめています。
洗濯機の洗濯容量ごとに部門を分けて記載していますので、ご家庭の環境に合わせた洗濯機購入をオススメします。
今回は残念ながら○kg以下の洗濯機で40dB以下のモデルを見つける事は出来ませんでしたので、○kg以下の洗濯機を希望する場合は
防音マットで対応する。
もしくは洗濯容量を多くする。
このどちらかで対応するようにしましょう。
洗濯容量6kg
AW-6DH1(37dB)
洗濯容量7kg
AW-7DH1(37dB)
ES-GV7F(38dB)
FA-70(39dB)
洗濯容量8kg
洗濯容量9kg
洗濯容量10kg
洗濯容量10kg
洗濯容量11kg
洗濯容量12kg