スペック図鑑

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水拭きができるロボット掃除機「iRobot、エコバックス、yeedi」厳選3機種を比較

フローリングの床拭き掃除は皆さんどのように作業していますか?

 

雑巾がけをしている方や、クイックルワイパー、水拭きモップといったように様々なアイテムを使用して清掃していることが一般的な回答になるでしょう。

 

このような床の水拭き掃除がロボットによって自分で掃除する必要がなくなれば、ほとんどの方が嬉しいと感じるはずで。

 

今回スペック図鑑では、水拭きができるロボット掃除機を比較していますので参考にしてください。

 

目次

 

  • 最新のロボット掃除機はゴミを吸引するだけじゃない!

 

ロボット掃除機って自動で部屋を動き回って、ゴミを回収するだけの掃除機というイメージがあるかもしれませんが、今となってはその考え古いんです!

 

最新の製品ではゴミの清掃だけでなく、「床の水拭き」や「水拭きモップの自動洗浄」、「ゴミの自動回収」まで行うモデルが発売されています。

 

今回は数あるロボット掃除機の中でも「水拭き」ができる高性能モデルをスペック図鑑が厳選して3つオススメするだけでなく、3機種の比較まで行います。

 

本体価格は高価になりますが、日々の掃除機掛けやモップ掛けから解放されると思えば検討の余地は大いにあることでしょう。

 

今回スペック図鑑では

  1. エコバッグス「DEEBOT X1 OMNI」
  2. アイロボット「Rumba j7+&Braava jet m6」
  3. イーディ「yeediモップステーション」

これら3つの水拭きロボット掃除機を比較します。

 

エコバッグス「DEEBOT X1 OMNI」

 

エコバッグス初の全自動クリーニングロボットとなっており、2022年4月7日発売になる最新のロボット掃除機となります。

 

吸引力も水拭き機能も最上級を求めるなら購入すべきロボット掃除機で間違いはありません!

 

「ステーションへの自動ゴミ収集」、「水拭きモップの自動クリーニング」、「カメラ映像をスマホで視聴可能」このように利便性の面でもまさしく究極の名がふさわしい付帯機能が備わっています。

 

本体価格は20万円近くとなりますが、とにかく良いものを買いたい!と考えるユーザーには購入すべきロボット掃除機となるでしょう。

 

アイロボット「Roomba j7+&Braava jet m6」

 

お掃除ロボットと言えば「ルンバ」の名称を始めに思い浮かべる方がほとんどではないかと思いますが、まさしくロボット掃除機界の知名度NO.1はルンバで間違いないでしょう。

 

ルンバには吸引清掃と水拭き清掃を同時に行う「1台2役」のモデルは現在発売されていませんが、水拭き専用ロボット「ブラーバジェット」と連携して2台で吸引+水拭きを可能にしています。

 

吸引ロボット掃除機のルンバは最新モデル「Roomba j7+」。水拭きロボットは「Braava jet m6」で他社メーカーのロボット掃除機と比較をおこないます。

 

イーディ「yeediモップステーション」

グラウンドファンディングで販売がスタートした「yeedi」のロボット掃除機ですが、水拭き機能に注力したコスパ最高のモデルとなります。

 

加圧しながら水拭きを行い、10分程の清掃が経過すると自動でモップを水洗いしにステーションへと戻ります。

 

清掃完了後は自動でクリーニングを行い、自動でモップの乾燥まで完了させてくれる手間いらずが嬉しいポイントです。

 

ロボット掃除機の基本である「吸引力」と「マッピング」性能も上位クラスなので普通の掃除機としても優秀と言えるでしょう。

 

ロボット掃除機の比較は全部で11項目

 

水拭き機能を搭載したロボット掃除機を比較するには全部で11項目ある性能を確認すれば確実に違いを把握する事ができます。

 

11項目もあるの?と感じた方もいらっしゃるでしょうが、基本的にはゴミを吸いとって、どのように水拭きするのかを先ずは優先して確認して頂き、その他は気になる項目をチェックする。

 

これくらいの軽い気持ちで考えてもらえれば大丈夫ですので、それを踏まえた上でそれぞれの比較を確認してみてください。

 

▫️水拭きロボット掃除機で確認すべき11項目

  1. ブラシと吸引力
  2. 水拭きと乾燥方法
  3. センサーとマッピング機能
  4. 段差移動
  5. ごみ回収機能
  6. 運転音
  7. 運転方法と稼働時間
  8. アプリ機能
  9. 本体サイド
  10. デザイン性
  11. 本体価格

 

1.ブラシと吸引力

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吸引力はロボット掃除機の基本中の基本であるゴミをかき集めて吸い上げる機能ですが、吸引力のポイントは「吸い込むパワー」と「ゴミをかき集めるブラシの種類」で変わってきます。

 

吸引力はPaで表される事が多く、エコバッグス(5000Pa)とイーディ(2500Pa)では表記がされています。

 

ルンバに関しては、過去のシリーズから何倍という表記が行われておりPaによる性能表記がされていないため同等の比較をする事は難しいですが

 

「Roomba j7+」の吸引力は、過去モデル600シリーズの10倍とされています。

 

またルンバ最上位の吸引力を誇るモデルには「ルンバs9」があり、こちらの性能では40倍と表記されています。

 

ロボット掃除機の最大吸引力は5000Pa程度とされていますので、最上位のルンバs9の吸引力40倍を5000Paで割り算すれば125Paとなります。

 

600シリーズの吸引力が125Paというスペックも流石に低すぎますので、一般的な低スペックロボット掃除機の吸引力200Pa程度と仮定すれば「Roomba j7+」の吸引力は2000Paになります。

 

結論としては1250Pa~2000Pa前後になるかと推測できるでしょう。

※吸引力はPa表記だけではなくブラシ性能によっても集塵具合が異なります。ルンバのPa計算はブラシ性能を考慮せず記載していますのでご注意ください。

 

1位DEEBOT X1 OMNI

2位yeediモップステーション

3位Roomba j7+&Braava jet m6

 

2.水拭きと乾燥方法

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今回のテーマでもある水拭き機能ですが、水拭き機能を比較するに当たり注目すべきポイントは、「水拭きの加圧力」、「水量調節機能」、「モップの清潔維持」、「清掃後の手入れ」の4つとなります。

エコバッグスの「DEEBOT X1 OMNI」は加圧機能、水量調節、清掃中モップ清潔維持、清掃後モップ洗浄&乾燥と全てを備えた文句無しのスペックとなっています。

 

yeediモップステーションも水拭き機能は完璧に近かったのですが、清掃後のモップ乾燥方式が(送風運転)のみになるため乾燥するまでに時間が掛かる点がエコバッグスに1位を譲る決め手となりました。

 

ルンバに関しては、ブラーバを購入しなければ水拭きをすることが出来ないため比較対象外となります。

 

しかし2台揃えれば、ルンバの清掃後に自動でブラーバが動き出すといった連携ができますので利便性の高い組み合わせとなるでょう。

 

1位DEEBOT X1 OMNI

2位yeediモップステーション

3位Roomba j7+&Braava jet m6

 

3.センサーとマッピング機能

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マッピング機能は3機種全てのモデルが高性能になるため比較することが難しいのですが、障害物を回避するセンサー機能に関しては大きな違いがあります。

ルンバj7は高性能カメラを搭載しており、障害物を識別しながら回避を行います。

 

この検知機能は過去に類を見ない最高レベルの検知能力となっており、アイロボットのメーカーとしても「万が一でも犬のフンを踏んだ場合」は購入から1年以内であれば無料交換を行うと自信の現れがでています。

 

ロボット掃除機で悩みが多いコード類が絡まり運転が停止する問題も、ほぼ完璧に回避することが可能となるので安心して利用することができるでしょう。

 

DEEBOT X1 OMNIに関してもカメラを搭載しいるため、障害物の検知能力は非常に高いです。

 

しかし利用者の意見として、コード類は回避する場合と回避出来ず巻き込んでしまう場合に意見が分かれていましたので検知出来ない時もあると認識していた方がよさそうです。

 

yeediモップステーションも障害物検知能力は高いものの、コード類に関しては普通に巻き込んでしまいます。

 

ただ、カーペットの検知能力は非常に高く水拭きモップがカーペットに乗り上げてしまう心配はありませんので高評価ポイントとなります。

 

1位Roomba j7+&Braava jet m6

2位DEEBOT X1 OMNI

3位yeediモップステーション

 

4.段差移動

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ロボット掃除機は自動で移動しながら清掃を行いますが、移動時の段差が高すぎると乗り越えることができずに先のエリアを掃除できずに困ってしまいます。

 

3機種それぞれの乗り越えれる段差は1.5cm~2cmとなっており大きな差はありません。

 

2cm以上の段差を乗り越えてエリア移動をすることはほとんどないかと思いますので基本的に1cm以上に対応しているロボット掃除機であれば気にする必要はないでしょう。

 

1位Roomba j7+&Braava jet m6

2位DEEBOT X1 OMNI

3位yeediモップステーション

 

5.ごみ回収機能

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ロボットが集塵したゴミをロボット本体に留めておくのか、集塵したゴミを充電ステーションに回収するのかで手入れの頻度が大きく異なります。

例えばルンバj7+の場合、清掃運転を行った後は充電ステーションにゴミを自動回収するのですが、ステーションのダストボックスは60日分のゴミを貯めることかできるとされています。

 

ロボット掃除機内に留めておく場合は、清掃を3~5回行うと自信でダストボックスを取り外しゴミを捨てる必要がありますので10倍以上も手間が掛かることになる訳なのです。

 

今回の3機種では「yeediモップステーション」のみゴミの自動回収機能が搭載されていませんのでこの点にはご注意ください。

 

1位Roomba j7+&Braava jet m6

2位DEEBOT X1 OMNI

3位yeediモップステーション

 

6.運転音

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ロボット掃除機が実際に清掃している運転音はどのメーカーも60~70dB前後と、吸引力のモードによって音の大きさは似たり寄ったりという感じでした。

ゴミを自動でステーションに回収する際はどうしてもハイパワーで吸引しなければならないので80dB近くの音が発生し、うるさいと感じる方がほとんどのようです。

 

yeediモップステーションはゴミの自動回収がない変わりに、安定して清掃中からモップ洗浄まで80dB近くまで行くことはないので、ゴミ回収だけ人力で問題なければオススメになる事でしょう。

 

1位DEEBOT X1 OMNI

2位yeediモップステーション

3位Roomba j7+&Braava jet m6

 

7.運転方法と稼働時間

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ロボット掃除が行う運転方法には、ランダムに動く方法とマッピングした情報に合わせて効率よく動く方法の2種類があります。

もちろんマッピング走行の方がレベルが高く、3機種ともマッピング走行に対応しています。

 

DEEBOT X1 OMNIとyeediモップステーションは稼働10分程度で水拭きモップを洗浄しにステーションへ戻る機能が備わっています。洗浄後は清掃途中の場所まで戻り続きから清掃を開始してくれますので非常に優秀です。

 

ルンバに関しては水拭き機能がありませんので、ブラーバに水拭き運転は任せる必要があります。

 

流れとしてはルンバが清掃を完了すると、自動的にブラーバが運転を開始する仕組みとなっており、清掃に時間は掛かるものの自動で連携を行い清掃はしてくれます。

 

1位DEEBOT X1 OMNI

2位yeediモップステーション

3位Roomba j7+&Braava jet m6

 

8.アプリ機能

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スマートフォンのアプリから遠隔で操作を出来る事がロボット掃除機の大きなメリットにもなります。

 

それぞれの専用アプリをインストールして操作を指示だしするのですが、アプリによって操作性が大きく異なるため大切な項目となるでしょう。

 

どのアプリでもお部屋のマッピング画面や清掃履歴を確認できますので、使い勝手に問題はありません。

 

ルンバは清掃を行う度に障害物の写真データをアプリで報告し、据置きされている物なのか、落ちていただけの物かを結果に残します。

 

全世界からの写真データが集まることにより、販売後も障害物検知機能がアップデートされる驚きのシステムとなっています。

 

DEEBOT X1 OMNIはロボット掃除機に搭載されているカメラ映像をアプリで確認することができ、みまもりカメラとしても利用することが可能です。

 

またマッピング機能は2Dだけでなく、立体的な3D画像としても確認できますのでロボット掃除機がどのように空間認識しているかも確認することができます。

 

yeediモップステーションはシンプルな操作性のアプリとなっており、清掃エリアの指定や清掃パワーのモード選択が非常に行いやすい作りとなっています。

 

アプリインストールから利用開始までも簡単に初期設定できますので始めての方には非常にオススメとなります。

 

1位Roomba j7+&Braava jet m6

2位DEEBOT X1 OMNI

3位yeediモップステーション

 

9.本体サイズ

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充電ステーション含め本体サイズが一番コンパクトなモデルはRoomba j7+ですが、水拭き機能を求める場合Braava jet m6が必要になりますので機器が2台設置されることになります。

そのため、yeediモップステーションが実質的に置き場所を取らないロボット掃除機ということになってくるでしょう。

 

DEEBOT X1 OMNIは、給水と排水タンクの設計だけでなく、自動回収用のダストボックスも内蔵されているためステーションの高さが約60㎝と高くなってしまうのは仕方ないかと思います。

 

1位yeediモップステーション

2位DEEBOT X1 OMNI

3位Roomba j7+&Braava jet m6

 

10.デザイン性

ロボット掃除機本体のデザインはにたようなデザインになりますが、本体カラーは異なります。

 

yeediモップステーションはホワイト系、DEEBOT X1 OMNIとRoomba j7+&Braava jet m6はブラック系となります。

 

ブラック系の2機種に関しては、DEEBOT X1 OMNIがシルバー調のデザインがメインとなっていますので近未来感を味わいたい方にはオススメになるかもしれません。

 

11.本体価格

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高性能モデルになるため、本体価格はどれも20万円近くになるはずなのですがyeediモップステーションは破格の11万円となっています。

Roomba j7+も1台だけで考えると13万円と価格は抑えられていますが、水拭き機能をするなら6万円のBraava jet m6が必要になりますので結局は19万円近くになってしまいます。

 

水拭きモップの自動クリーニングだけでなく、ダストボックスへの自動回収も求めるなら「DEEBOT X1 OMNI」を。

 

水拭き機能が本当に必要か分からないけど高性能なロボット掃除機が欲しい!という方は「Roomba j7+」を。

 

水拭きモップが自動でクリーニングしてくれるなら溜まったゴミくらい自分で捨てます!ということであれば「yeediモップステーション」を購入するといいでしょう。

 

1位yeediモップステーション

2位Roomba j7+&Braava jet m6

3位DEEBOT X1 OMNI