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KI-PX100の価格は高い安い?旧モデルのSHARP空気清浄機KI-NP100と比較

SHARP空気清浄機2022年全シリーズ一覧

SHARPの加湿空気清浄機として2022年1月に発売された「KI-PX100」をご存知でしょうか?

 

業界初となる1,000mL/hの大容量加湿機能を備えた超ハイスペック最上位モデルなのですが、

※家庭用加湿空気清浄機において。(2022年1月発売)

 

どのようなユーザーにオススメな加湿空気清浄機なのか、本体価格を考慮した際に他のモデルを購入するべきなのか選ぶのが難しいと思います。

 

是非とも当記事を参考にして頂き、加湿空気清浄機の購入に活用してください。

 

当ページの画像は

SHARP公式サイトから引用しています。

引用元:SHARP公式サイト

 

目次

 

  • KI-PX100を選ぶオススメポイント

  • 1,000mL/hの大容量加湿
  • 操作部がタッチパネルで直感的
  • プレフィルターを自動お掃除してくれる
  • COCORO AIR&音声発話
  • プラズマクラスターNEXT搭載

 

KI-PX100はSHARPの空気清浄機2022年モデルで最上位のハイスペックモデルとなりますが、加湿能力に関しては日本の空気清浄機メーカーでも業界初となる1,000mL/hを実現可能としています。

 

この加湿能力はどれくらい凄いのかと言いますと、日本で加湿機シェアNo.1を誇るダイニチ工業の最上位モデル「LXシリーズ」が27畳用で960mL/h、33畳用で1,200mL/hとなっておりますので、加湿器界のハイスペックモデルに匹敵する能力だと言えます。

 

また最上位のプラズマクラスターNEXTの搭載だけでなく、なぜかKI-PX100でのみ効果が記載されている

「ストレスが溜まりにくい環境をつくる」

「集中を維持しやすい環境をつくる」

上記2つのプラズマクラスター効果が非常に魅力的な製品となります。

 

集塵の際、最初に役割を果たすプレフィルターにはホコリが溜まりやすく定期的なお手入れが必要になるのですが、プレフィルター自動お掃除機能が搭載されていますのでメンテナンス回数が減るだけでなく、集塵能力が低下することも防げるようになります。

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追加機能をチェック!

2021年版の旧モデル「KI-NP100」から追加された機能と、下位モデル「KI-PX75」から追加された機能をそれぞれ確認してみましょう。

 

合わせて参考となる本体価格も記載しておきますので、追加された機能と金額差の違いを把握することで悩むことなく空気清浄機を選択することができるようになります。

 

KI-PX100とKI-NP100の違いを比較

 

  • 加湿能力930→1000mL/h
  • 加湿集中ガイド
  • 飛沫粒子モード
  • デザインの変更

 

加湿集中ガイド

加湿集中ガイドは弁のようなパーツを機器が自動操作することで、風路を切り換え加湿フィルターに風を集中的に集める機能です。

 

前モデルよりも加湿量が約17%アップするだけでなく、運転音の低騒音化にも繋がっています。

 

飛沫粒子モード

お部屋の天井面にはウイルス等の飛沫粒子が淀みやすいことが判明し、天井面の飛沫粒子にフォーカスした循環気流制御を可能にしました。

 

15分後の飛沫粒子捕集数は従来気流よりも約2倍キャッチできることがシュミレーションにより確認できています。

 

デザインの変更

新モデルのKI-PX100

幅427×奥行345×高さ700

旧モデルのKI-NP100

幅427×奥行371×高さ738

このように2022年モデルである「KI-PX100」は高さと奥行が小さくなっている事が分かります。

 

それにも関わらず加湿能力が向上していることには改めて驚きですね!

 

 

KI-PX100とKI-PX75の違いを比較

 

 

  • 加湿能力900→1000mL/h
  • タッチパネル
  • ストレスが溜まりにくい環境をつくる
  • 集中を維持しやすい環境をつくる
  • ガスもと〜る脱臭フィルター
  • 使い捨て加湿プレフィルター枚数

 

タッチパネル

物理ボタンではなくタッチパネルになっている事により、ボタンを押す際に力を入れることなく簡単に操作ができるようになります。

 

また、操作時にボタンが浮かび上がる仕様により生活感がなくなりスタイリッシュなデザインとなっています。

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ストレスが溜まりにくい環境をつくる

プラズマクラスターNEXTでもKI-PX100に関しては、「ストレスが溜まりにくい環境をつくる」効果があるとされています。

 

約20畳相当の試験空間での約8時間後の効果です。(空気清浄機の場合)との記載がされていますが

 

部屋に入ってからのストレス度合いを計測した数値は1分後、5分後の数値も掲載がされていますので参考にしてください。

 

集中を維持しやすい環境をつくる

 プラズマクラスターNEXTでもKI-PX100に関しては、「集中を維持しやすい環境をつくる」効果があるとされています。

 

約20畳相当の試験空間での約8時間後の効果です。(空気清浄機の場合)との記載がされていますが

 

計算問題の集中度合いを計測した数値は1分後、5分後の数値も掲載がされていますので参考にしてください。

 

ガスもと〜る脱臭フィルター

匂いの元となる様々な原因を分解、脱臭してくれるだけでなく、有害なガスも低減できる高性能の脱臭フィルターです。

 

NOx(窒素酸化物)とSOx(硫黄酸化物)も抑制可能になります。

 

本体価格は高い?安い?

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2022年3月1日情報

参考:ビックカメラ.com

KI-PX100

13,6800円

 

KI-NP100

70,270円

 

KI-PX75

91,780円

 

金額差はなんと旧モデルのKI-NP100から6万円もの差額があります。旧モデルの値下がりも関係していますが、6万円もあればハイスペックな空気清浄機が1台購入できてしまいますので最新モデルのKI-PX100はかなり高価なモデルだと言えるでしょう。

 

下位モデルのKI-PX75との金額差は約4万円となっていますが、空気清浄面積の広さが12畳も広くなるため妥当な金額差だと考える事ができるでしょう。

 

下位モデルKI-PX75の詳細はコチラ

 

スペック表

型番

KI-PX100

発売日

2022年1月

カラー

ホワイト

浄化方式

プラズマクラスターNEXT

空中浄化&フィルター浄化

プラズマクラスター

適用床面積

約23畳(約38m²)

加湿方式

気化方式

加湿能力

最大 1,000mL/h

水タンク容量

約4.3L

外形寸法(mm)

幅427×奥行345×高さ700

質量

16kg

フィルター

静電HEPAフィルター(交換目安:約10年)

ガスもと~る脱臭フィルター(交換目安:約10年)

抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター

独自気流

スピード循環気流

センサー

ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度

モニター

微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ

PM2.5濃度デジタル表示(目安)

きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代

8畳の清浄時間

6分

空気清浄適用床面積

~46畳(76m²)

風量

10/

6.4/

静音 2.0/

消費電力

97W

47W

静音 7.9W

運転音

53dB

48dB

静音 21dB

加湿適用床面積

プレハブ洋室 ~28畳(46m²)

木造和室 ~17畳(28m²)

加湿量

1000mL/h

810mL/h

静音 330mL/h

お手入れ方法

 

給水タンク(右下)

 

加湿フィルター(右下内部)

 

プラズマクラスターユニット(左上)

 

  • よく比較される他社メーカーモデル

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SHARPでの空気清浄機比較だけではなく、他者のメーカーでも購入を検討する場合どのモデルと比較すればいいのか難しいですよね。

 

各メーカーKI-PX100とよく比較されるモデルを紹介しますので、金額差や比較ポイントを確認してみましょう。

 

比較ポイントとして

  • 本体価格
  • 空気清浄適用畳数
  • 最大風量
  • 加湿量
  • センサー
  • 本体サイズ

を記載しておきますので参考にしてください。

 

DAIKIN(MCZ70Y)

 

▫本体価格

MCZ70Y  144,200円(参考ビックカメラ)※MCZ70YBK価格

KI-PX100 13,6800円(参考:ビックカメラ)

 

▫空気清浄適用畳数

MCZ70Y(~32畳)/8畳の目安9分

KI-PX100(~46畳)/8畳の目安6分

 

▫最大風量

MCZ70Y  7.2㎥/分

KI-PX100 10㎥/分

 

▫加湿量

MCZ70Y  650mL/h

KI-PX100 1,000mL/h

 

▫センサー

MCZ70Y  ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度

KI-PX100 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度

 

▫本体サイズ

MCZ70Y   幅415×奥行360×高さ690(mm)

KI-PX100  幅427×奥行345×高さ700(mm)

 

MCZ70YとKI-PX100の比較ポイント

 

MCZ70Yの詳細はコチラ

 

Panasonic(F-VXU90)

 

▫本体価格

F-VXU90  82,800円(参考:ビックカメラ)

KI-PX100 13,6800円(参考:ビックカメラ)

 

▫空気清浄適用畳数

F-VXU90(~40畳)/8畳の目安7分

KI-PX100(~46畳)/8畳の目安6分

 

▫最大風量

F-VXU90 8.7㎥/分

KI-PX100 10㎥/分

 

▫加湿量

F-VXU90 870mL/h

KI-PX100 1,000mL/h

 

▫センサー

F-VXU90 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 /ヒト

KI-PX100 ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度

 

▫本体サイズ

F-VXU90   幅398×奥行287×高さ640(mm)

KI-PX100  幅427×奥行345×高さ700(mm)

 

F-VXU90とKI-PX100の比較ポイント

 

F-VXU90の詳細はコチラ

 

  • 空気清浄機の選び方を確認しよう

ここまでSHARPの空気清浄機であるKI-PX100の詳細を確認してきましたが、メーカー毎に様々なモデルにグレードが分けられており、機能も多岐に渡りますので何を選べばいいのか空気清浄機選びは非常に難しくなっています。

 

基本的な仕組みや注目するべき項目を理解することで、あなたに適した空気清浄機を選ぶ事ができるようになりますので是非とも参考にしてください。

空気清浄機の選び方