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5分で分かる掃除機の選び方!家電アドバイザーがまとめた記事

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毎日の掃除って大変ですよね?

 

1人暮らしだと少しでも掃除をサボってしまったらゴミだめのお部屋になってしまいますし、家族で暮らしている場合だと毎日髪の毛がたくさん落ちてたり、ホコリがどこからか舞い込んでくることでしょう。

 

こんな時に活躍するのは家電製品の「掃除機」になりすが、皆さん今までにどんな掃除機を使ったことがありますか?

 

吸引力が低かったり、本体が重たい物を使った事がある方は掃除機を使う度にイライラした経験があることでしょう。

 

最近では運転音が静かなモデルや、体に負担のかかりにくい設計の掃除機は増えてきています。

 

今回の記事では掃除機の選び方を5分で分かるように家電アドバイザーの資格を持つスペ太郎が「掃除機の選び方」をまとめました。 

 

日々のお掃除にストレスを感じている方や買い替えを検討している方は参考にしてください。

 

目次

 

5分で分かる掃除機の選び方

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掃除機を購入する際に注目するポイントは

 

  1. 掃除機の種類
  2. 集塵方式
  3. 電源方式
  4. 吸引力
  5. 操作性

 

この5つとなります。

 

1.掃除機の種類

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まず掃除機は大きく2種類に分類できます。

 

  1. スティック型掃除機
  2. キャニスター型掃除機

 

スティック掃除機は最近だと主流の掃除機になっている細長い棒状の掃除機となり、キャニスター掃除機はコロコロが付いた本体にホースでヘッド部分が繋がっている昔ながらの掃除機になります。

 

上記2種類の掃除機には、ゴミの集塵方式が「サイクロン式」と「紙パック式」それぞれ販売がされていますので、掃除機の形状が2種類、集塵方式が2種類、合計で4種類があるとイメージしたら分かりますくなるでしょう。

 

▫️掃除機の計4種類

  1. スティック型掃除機(サイクロン式)
  2. スティック型掃除機(紙パック式)
  3. キャニスター型掃除機(サイクロン式)
  4. キャニスター型掃除機(紙パック式)

 

この他にも厳密には、超小型のハンディタイプ掃除機や、お掃除ロボットと言った製品は販売されていますが大まかに覚えるなら「本体形状2種類+集塵方式2種類」で大丈夫です。

 

2.集塵方式

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先述したように掃除機の集塵方式には「サイクロン式」と「紙パック式」の2種類があります。

 

サイクロン式は吸引した風と遠心力の力を組み合わせて、ダストボックスに直接ゴミを集塵する方式です。

 

紙パック式は集塵ボックスに専用の紙パックを装着し、紙パックの中にゴミを集塵する方式となっています。

 

それぞれの集塵方式にメリットデメリットがあり

 

サイクロン式は集塵ケースの蓋を開ければワンタッチでゴミが捨てれるメリットがありますが、ゴミを捨てる際にホコリが舞いやすというデメリットがあります。

 

紙パック式は吸引力の強いモデルが多く安価な製品でも集塵力の高さに期待が持てます。ごみ捨て時は紙パックをそのまま捨てるだけなのでホコリが舞いにくいメリットがるでしょう。

 

デメリットとしては、紙パックが別売りの消耗品なのでコストがかかるというデメリットが考えられます。

 

3.電源方式

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掃除機を運転するためには電気の供給が必要になりますが、この方法も2種類に分かれています。

 

電源コンセントにコードを差し込んで有線のまま運転をおこなうコード式タイプと、掃除機本体を充電してから無線で運転をおこなうコードレス式の2種類があります。

 

最近では充電してから使用するコードレスタイプが主流になりつつありますが、運転時間(電池持ちの長さ)が重要になるため、運転時間が長くなるほど本体価格も高くなるデメリットがあります。

 

コード式タイプは本体価格が安価なモデルが多く、金額の割に吸引力が強い製品も販売されています。

 

コードが絡まったり、掃除できる範囲が限られる事がデメリットとしてあげられるでしょう。

 

4.吸引力

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掃除機はゴミを収集するための家電なので吸引力は最も重要です。

 

コード式タイプが主流だった時は吸引力を表す「吸引仕事率」という数値がスペック表に記載されており吸引力の基準とされていました。

 

コードレス式になると吸引仕事率の表示がされませんので、スペック表だけでは吸引力の比較が非常に難しくなっているのが現状なんです。

 

最近の掃除機選びでは、掃除掛けをする床面が「フローリング」が多いのか「カーペット」がメインなのかが重要とされており、掃除機のヘッド部分が床面に適した製品を選ぶ事が求められているのです。

 

フローリングだけなら

「床ブラシ」「タービンブラシ」

カーペットも掃除するなら

「パワーブラシ」

 

このようにヘッド部分の違いを意識して購入する事が、ゴミを効率良く吸引するために必要な知識となるでしょう。

 

5.使いやすさ

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掃除掛けでストレスに感じる原因は機器本体が重いという理由だけでなく、利便性の悪さも理由としてあげられます。

 

壁際のゴミが吸い込めなかったり、インテリアや家電製品の隙間にヘッド部分が入らず、重たい家具をわざわざ動かして掃除している方もいらっしゃるはずです。

 

このような悩みを解決するために、ヘッド部分が360℃回転できる構造のモデルがあったり、ソファ下などの狭い隙間でもヘッドが入り込める設計に造られた便利な製品も販売されてます。

 

またヘッド部分を取り外して様々な形状に変更できるアタッチメントも購入する掃除機ごとに異なりますので付属で何がついてくるのかも掃除機選ぶでは重要なポイントとなるでしょう。

 

もっと詳しく掃除機を知りたい

 

掃除機選びに重要な5つのポイントを5分で分かるように解説しましたが、時間がある方はもっと詳しく掃除機について知りたいと感じていることでしょう。

 

掃除機の大まかな概要が理解できたら、次は性能面について詳しく確認することで掃除機の良し悪しが見極めれるようになります。

 

  1. ヘッドの種類
  2. 運転音
  3. 本体重量
  4. お手入れ方法
  5. 運転時間

 

ここからは上記5つの項目に注目し掃除機についてより詳しく解説をしますので参考にしてください。

 

 

1.ヘッドの種類

 

掃除機のヘッドは注目度が年々あがってきており、吸引力よりも何のヘッドが搭載されているのかを第一に重要視する販売員も増えてきています。

 

掃除機のヘッドには

  • パワーブラシ
  • タービンブラシ
  • 床拭きブラシ

の3種類があり上から順番に性能が高いヘッドと位置付けされています。それぞれのヘッドについて詳しく確認してみましょう。

 

▫️パワーブラシ

パワーブラシはヘッドの中でも最も強力とされており、ヘッド部分に内蔵されたモーターが直接ブラシを回転させる構造となっています。

 

 

 

2.運転音

 

掃除機の運転音が近所迷惑にならないか心配で掃除掛けをためらったことある方いませんか?

 

掃除機の運転音は60dB~70dBと言われており、近所迷惑になる騒音は昼間で50dB以上、夜間で45dB以上と環境省で基準が定められています。

 

つまり一般的に掃除機の音は近所迷惑になる騒音レベルとなり、近隣に迷惑をかけるのでは?と言う考えはその通りなんですね。

 

50dBの騒音レベルを下回る掃除機は限られてきますが、スペック図鑑では独自調査を行い現在販売されている製品を家電量販店にて実際に試し静かな掃除機をランキング形式にまとめています。

 

気になる方は是非チェックしてみてください。

静かな掃除機ランキング

 

3.本体重量

 

掃除掛けをするに辺り、掃除機本体が重たいと腕が疲れますし腰にも負担が掛かり、体にも精神的にも良くありません。

 

重たいと感じる基準は人それぞれですが、2kgを越える掃除機は重たい分類に入る掃除機と考えていいでしょう。

 

最近では軽量タイプのモデルだと800g台の掃除機が販売されていたり、大手メーカーのハイスペック掃除機でも1.5kg前後で販売されているのが普通です。

 

スペック図鑑ではスティック掃除機の軽量ランキングを別記事にてまとめていますので参考にしてみてください。

軽い掃除機ランキング

 

4.お手入れ方法

 

運転終了後は掃除機のメンテナンスを定期的にする事が長持ちさせるためには重要となります。

 

ゴミが溜まるダストボックスはゴミを入れっぱなしにしておくと、掃除機の吸引力低下や故障の原因にも繋がるでしょう。

 

お手入れが簡単なモデルには、ボタンをワンタッチするだけでダストボックス内のゴミを捨てる事が出来たり、ダストボックスごとまとめて水洗いできる設計の製品も販売されています。

 

また吸引した空気が排気される「排気フィルター」もメンテナンスが必要となるモデルもありますので購入前にチェックするようしておきましょう。

 

5.運転時間

 

充電して使用するコードレスタイプ限定の項目になりますが、連続して運転できる稼働時間も掃除機選びでは重要です。

 

満タンに充電したとしても、5分でバッテリーが切れてしまうようなモデルだと部屋の一部だけなら問題ありませんが、広い部屋を清掃するなら使えたものではありません。

 

実際に安価なモデルや軽量タイプになると強運転で5分しかもたない掃除機は良くあることなので、購入時は要チェックです。

 

基本的に20分前後バッテリーが持つモデルが普通ですが、運転モードによっては極端にバッテリー持ちが短くなります。

 

高価なハイスペックもでるになると通常モードで40分、強モードで15分くらいが目安になりますので覚えておくといいでしょう。